一人でいる私を心配して、長女が週に何日も様子を見に来て、いろいろとサポートしてくれる。そして「お母さん、私と一緒に旅に行こうね」といってくれる。

 

私たち夫婦はある時から家を買うのをあきらめ、その分旅や教育や経験にお金を使おうと決めた。

 

夫は闘病中に「お前が一人になっても安心して住む場所を残してあげられなくて、本当に申し訳なかった」といっていたけれど、私にとっては夫と二人でいて初めて家というものがあたたかい場所になったんだと思うから、夫が亡くなった今となっては、彼のいない家が私に残ってもそこに一人ぼっちで住むというのは悲しいなぁと思う。

 

ただ、夫とたくさん旅をした思い出は残ったし、あの時の私たち夫婦の選択は(私たちのケースだけれど)間違ってなかったと思う。

 

スイスやドイツ、トルコ、イスラエル

ベルギー、オランダやエストニア.

ノルウェーやスウェーデン、

オーストリアやチェコ、ハンガリー、

アメリカ、カナダ、

シンガポールやポルトガル、

スロベニアやクロアチア、

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イタリア

ハワイやグァム、香港やマカオ

 

そして、アルゼンチン

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どこもここも懐かしく、夫との思い出がいっぱい詰まってる。

彼と一緒に旅ができて良かった。