なんだか本来は旅ブログだったのに、最近では主人のがん闘病記みたいな様相を呈してきちゃって、私自身もちょっと困っています(笑)
第一夫が亡くなった今となっては「夫婦で楽しむ旅とくらし」というブログ名もいかがなものかとは思うんだけど・・・
今のところ、夫との旅の記録が残っているので、「流石に切なくなって名前を変えよう」と思うまで、とりあえずこのブログ名のままで行くことにしました。
ところで、前の記事では「食べられない苦しみ」について書いたけれど、夫と一緒に色々なところを旅してきて、美味しかったものを考えてみると、次々と色々な食べ物が浮かんできます。
その一部をご紹介。
忘れられないのは、ポルトガルのポサーダの食事。
雰囲気とサービスが最高でした。
それに、娘たちと合流した後食べたミラノでのペスカトーレ。
娘たちは、この時の食事が忘れられないといっていました。
この翌年とその次の年に娘たちは次々に結婚し「もう二度とこのメンバーで旅することはできないかもねー」などといっていたけれど、夫が亡くなって、それが現実のものとなりました。
もう二度とあのメンバーで旅はできない…それは悲しいけれど、だからこそ一瞬一瞬を愛おしむように暮らしていかなければならないと、今、骨身にしみています。
イスラエルで最後の夕食の食べた小エビのフライ。(もっと山盛りだった(笑))
エビ好きな私にとっては色々なソースをつけて食べるフライは最高でした。
トルコ・アンカラエクスプレスの食堂車。忘れられない風景。
朝目覚めて、この食堂車で朝食をいただきました。
窓の外のマルマラ海を眺めながら、旅で一緒になったメンバーたちと別れを惜しみました。
ブリュッセルでの、地元の人お勧めの美味しいレストラン
もう二度と夫と行くことができない、かけがえのない時間。
…続く。