今日の夕食は、昨日「悪天候だから今日店はやらない」と断られたお店です。

 

実は到着した時、オーナーさんが街のまわり方を色々と説明してくれました。

その時彼に「海鮮を食べたいんだけど、どこがおすすめ?」って聞いたら「レディ・ピッピというお店がおすすめだよ。リーズナブルで味もいいんだ」と教えてくれたので、滞在中一回はこのお店に行こうと決めていたのです。

 

クルーズを終え6時前にお店に着いたけれど、すでにたくさんのお客さんがご飯を食べています。

私達を案内してくれたおばさんが案内した席は狭かったので、じぃじが「あそこじゃダメ?」と別の席を聞いたら「あそこはシェア席だから駄目よ」と。

まあそれは仕方ないにしても、このウエイトレス、無表情でつっけんどんで最後まで態度が悪かったのでした。他のクロアチア人客には笑顔で愛想よく接客していたから、アジア人に対して差別でもあるのかなー。

 

でも私たちの席の担当になってくれた若い男の子はハンサムでとても感じがいい。

彼が担当でよかったなー。

 

このお店、テラス席がメインで、しかもそのテラスに炭火のかまどがあったので、雨や風が強い日はお店の判断でしまっちゃうんだね。どうして昨日「悪天候だからお店を閉める」っていったかという理由が分かりました。

 

 

 

 

すぐ隣の二人席のカップルが食べているものが美味しそうだから「あれにする?」って話をして、炭火焼シーフードの盛り合わせを頼みました。

しばらく二人で喋っていると、隣のカップルが私達を見てニコニコしている。

目が合ったので私もにこっとしたら「これ(炭焼きシーフードの盛り合わせ)美味しいわよ、あなたたち、いいチョイスだったわ」と女性のほうが話しかけてきました。

 

「あなたたち、日本人じゃない?私達2018年に日本に行って、すごくよかったの。だから、あ、日本語が聞こえてくるって思って、うれしくて話しかけたくてうずうずして、ずっとチャンスをうかがっていたのよ」といわれました。

 

女性の方はメキシカンで男性はフランスの方。今は結婚してフランスに住んでいるのだそう。「日本はすごく気に入ったから、また行きたいの」とおっしゃって、いろんな話が弾みました。

 

炭火焼シーフードの盛り合わせもすごく美味しくて、火の通り具合が絶妙。

マグロや白身魚、エビやイカなど食べきれないぐらい。

写真を撮り忘れて、慌てて撮った食べかけ途中の写真…失礼

でかい切り身で中がレアなのはマグロの炭火焼です。

彼らとおしゃべりしながら、楽しい時間を過ごし、先に出る彼らとお別れしました。

 

で、じぃじが途中トイレに行っているとき、誤って私がナイフを落としてしまったのです。カシャーンと結構大きな音がして、先程のウエイトレスが振り返ったけれど、私を一瞥して無言で踵を返して去って行ってしまい…

いや、ここはあなたの担当の席じゃないかもしれないけど、担当の子に耳打ちするとかないのかなー。

 

担当の子がだいぶたってから通りがかったので「ごめんなさい、ナイフ落としちゃったので、新しいものいただける?」と聞いたら「もちろん!」と笑顔で答えてナイフを持ってきてくれました。

 

最後に席で清算した時に、おばさんウエイトレスの目の前で彼にはお礼を言いながら多めにチップを渡したら、すごく喜んでくれました。じぃじが言うには、ウエイトレスのおばさんはじーっとそのお金を見ていたとか…

はい、ちょっと見栄を張りました(笑)

 

このお店の奥の席からはこんな景色が堪能できます。

一番奥の景色のいいお席を陣取っていたグループがどいた途端、その時いたお店のお客さんたちが一斉にそこに駆け寄り、手に手にスマホをもって写真を撮っていました。

もちろん、じぃじも。(笑)

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ちなみにこのお店、あっという間に行列ができていました。

 

ドゥブロブニクの街の中でははずれのほうなんだけど、地元の方に愛されている人気のお店なんだろうなぁ。

 

腹ごなしにライトアップされた町を散歩して、アパートに戻ります。

 

 

 

 

…と思ったら、じぃじが「街の夜景を撮ってくる!」と言い出したので、私は先にアパートに帰ることにしました。

どうぞどうぞ。

じぃじが撮ってきた、街の夜景。

 

 

 

 

 

 

 

 

あと二泊でこの旅も終わり。

名残惜しいですが、明後日帰国します。でもたっぷり時間があったおかげでリフレッシュできたなー。

明日は一日、モンテネグロ・コトルへ行きます。