ポストイナ鍾乳洞から9キロほど山に入っていくと、高さ123メートルの断崖絶壁に作られたプレジャマ城・別名洞窟城があります。

 

お城の後ろ半分は崖にめり込んでいるような造り・・・

周囲は崖と谷に守られ、難攻不落のお城といわれたそうです。

13世紀に建設されたこのお城は、いったん地震で壊れ、1570年に今の姿で再建築されたそう。

ヨーロッパに現存する最大の洞窟城としてギネス世界記録にも載っているそうです。

 

ここはアクセスが少し悪いというせいもあって、観光客は少なめ。

ただ、こういうお城はなかなか他にないので、行く価値はあると思います。

ちゃんと日本語のオーディオガイドもありました。

お城の中は階段だらけで、アップダウンも結構あり慎重にならざるを得ません。

こういう階段によってお部屋がつながっています。

ジャッキーチェンがこのお城を映画「サンダーアーム・龍兄虎弟」のロケ地として使い、大けがをしたということもオーディオガイドで知りました。危ない危ない。

また、シューティングゲーム「カウンターストライク」のモデルとなったことでも知られているそうです。

 

これもテラスにつながっている階段。

もともとこういう手すりもなかったでしょうから、お城での生活は大変だっただろうなぁと思います。

 

お城の中は全体的に殺風景ですが、こういうお部屋がいくつかあってホッとします。

寝室と居間

 

でもお部屋の外の壁は…岩がむき出しです。

 

こういう洞窟のお城って、じめじめしていて暗くて寒くて、居住には適さないということがよく分かります。

お城の中は狭いのに拷問部屋があったり…

このお城には幽霊が出るという噂も絶えないそうです。

さもありなん(笑)

ここ、観光客がいなくなったら怖いだろうなぁ~

それにしても、このお城、実際に800年ほど使われていたらしいです。

そして、お城の後ろ側には全長13キロにも及ぶ洞窟もあるんだそう。

戦争になると、その秘密の通路から食料などを運び込み、長い期間を籠城することができたようで、この洞窟には5000匹の蝙蝠も住んでいるといわれています。

 

この洞窟を最初の600メートルだけ歩いて見学できるツアーもあるそうですが、天気の悪い日は内部が水であふれるために中止するというぐらい、自然が一杯のお城でした。

 

帰り、車で来ていない人たちは、お城の前の駐車場にあるバス停でバスを待っていました。バスの本数は多くないだろうけれど、そういう手段があるようです。

私たちはそのまま車で今晩の宿に向かいます。