翌日はドゥオーモヘ。
何しろこの日は月曜日なので、多くの博物館・美術館がお休み。
だからせっかくミラノにいるけれど、ブレラ絵画館などの美術館の見学もできません。
ただ、月曜日でも教会はあいているのです。
ふっふっふ。
そんなわけで、今日はまずドゥオーモを一日見学する予定です。
半ズボン、ノースリーブの方は皆入り口で断られていました。
ノースリーブの方はパッと羽織れるスカーフがあれば問題ないですが…
ここはやっぱり礼拝の場・祈りの場でもありますから・・・
大きな荷物を持っている人は中身も全部チェックされますので、お気を付けください。
この外観。
とにかく圧巻です。外からの姿も美しいです。
まずは、教会の中へ。広い空間が広がっています。
大きいのと薄暗いので、なかなかピントが合いません。
バラ窓がきれいだなー
ゆっくりと見学して、ベンチに座ったり…
このドゥオーモの大きさがお分かりいただけるでしょうか。
400年以上かけて作られたこの大聖堂。
第二次世界大戦の折にイタリアの都市は爆撃を受けましたが、連合国の判断によりこのドゥーモは爆撃を免れました。
これだけのものを壊されてもう一度作るなんてことを考えたら、途方にくれますよね。そして、同じものはもう二度と作れないでしょう。
連合国軍の判断に感謝です。
いったん外に出てきました。
今度はエレベーターを使って屋上に登ります。
上からの眺めは素晴らしかったけれど、それにもまして屋根を覆っている繊細な装飾の造りが素晴らしいので、ここに行かれたらぜひ!
とても凝った作りです。尖塔の数は135本!
下から綺麗なレースのように見える屋根は、こんな感じ。
丁寧な彫刻がびっしり。
残念ながら、一番メインのトップのところは工事中。
あそこには、黄金のマリヤ像があるはずです。
それにしても、すごいなぁ~
孤独に立っているこの後ろ姿は誰だろう~?
いったん下に降りてきました。
このあたりは掘ればなにがしか出てくるのでしょう。
歴史が古いもんね。
なかなかたっぷり見学させてもらいました。
この教会には、中、周り、屋上、地下とたくさんの楽しみがあります。