更にドライブを続け、今晩泊まる村を目指します。
途中、やっぱり立派な岩山を抜けて…迫力あるなー。
この岩山をめぐるドライブはやっぱりすごい。
ところで、今晩泊まる「ライオーン」はアルプスの眺望が望める、北イタリアの山間の小さな村です。
このドライブではドロミテ街道を走るということが一つの目的だったため、そのルート上にある小さな村に泊まりたいということで、ライオーンに宿泊することに決めました。
ドロミテ街道の途中の、ライオーンの宿に到着~
今晩はこのペンションに泊まります。
シンプルだけど、可愛い。
テラスに出てみると、
ドロミテの山が見えます。
このペンションはハーフボードオンリーの予約しか受けてなかったので、この一階のレストランのテラス席で夕食をいただきます。
メインを決めて前菜がビュッフェというスタイル。
なかなかおいしい。(まだメインが来る前ですね)
ところでこの小さな村に日本人(アジア人)が来るということ自体が珍しいのか、じろじろと物珍しげな視線を周囲から感じます。
食事の時に、ビュッフェ台で私たちの後ろに並んでいた幼稚園ぐらいの男の子が、何か言いたげにずっと私たちの事をみていましたが、意を決したように「コンニチハ」と声を掛けてきました。
それだけ言うと恥ずかしそうにご両親の後ろにさっと隠れてしまったので、きっと日本人が珍しくて声を掛けてきたかったのかなー
「ママ、こんにちはって言えたー」みたいな会話をしていました。(笑)
でも、素朴な疑問として、このあたりには日本の人はいないと思うのだけれど、なんで日本語の挨拶が「コンニチハ」だと知っていたんだろう?
その謎は、この後向かうチェルビニアで解けたのですが、日本語は小さな子供たちに人気だったのですね。
食事をしてから腹ごなしに夫と散歩していたら、この小さな村の村人がチロルの格好をしてぞろぞろ村の広場に集まってきています。
どうやら楽団の演奏があり、お祭りがあるようです。
広場には民族衣装の人たちでいっぱいになりました。
ここでもアジア人が珍しいのか、遠慮がちだけれど物珍し気な視線を感じます。
そうだよねー。
団体客はこの小さな村じゃなくて、もうちょっと大きな街に泊まるよね…
しばらく待っていましたがなかなか演奏が始まらないので、またちょっとお散歩。
そして、私はその後お部屋に戻って荷物の片づけなどをしていたけれど、夫はもう一度広場に戻って、楽団の演奏を聞いてきたようです。
翌朝はホテルのレストランのテラスでお食事をいただきました。
特別豪華じゃなくても、とても印象に残る朝食でした。
空気がおいしい、ご飯がおいしい。
Hotel Andechserhof ツイン一室一泊 €118(当時) ハーフボード
さて、朝食後、この小さくて魅力的な村をさらに散策します。