ここまで書いてきましたが、娘たちはこの旅、残すところあと二泊。
そして私は後3泊。

ここまで楽しんだ世界一周旅もあとわずかになりました。

 

だんだん終わりに近づいてきたんだなーとちょっとしんみり。

そして、静かな村を散策していると、この旅の色々な場面が思い浮かんできます。

 

 

 

 

ラサ村は、スイス・ティチーノ地方にあり、スイスの南、イタリアとの国境近くに位置します。

あの、私たちがロープウエイに乗ったベルダシオという、無人駅の次の駅はイタリアなんだそうです。

 

そしてミラノまでは車で一時間ほどということに、計画を立てているときに気が付いたのです。

いやー、これはイタリアまで行っちゃおうかなー。

娘たちにもイタリアの素敵な絵画とか美味しいものに触れてもらいたいなー。

 

そのようなわけで、せっかくなのでここからミラノに行くことにして、この日は屋根裏で4人、静かな時間を過ごして早目に山を下ります。

 

さようなら。時が止まったような静かな村。
またいつか・・・
 

ロープウエイでベルダシオの駅まで降りていきます。

 

 

 

 

 

この坂道の上に車があります。

線路を渡って、スーツケースを転がしてスロープを登ります。

 

また峠道をドライブ。

途中高速が工事をしていたので、一部分かなり渋滞しましたが、

なんとか無事にミラノに到着しました。


私達はミラノに以前も行きましたが、娘たちに「ロンダニーニのピエタ」を見せたかったので、まずはスフォルツェスコ城に行きます。

(この時の旅は、ザルツブルグやドロミテ街道、ベネツィアやミラノ、マッターホルンやインスブルックなどを回ってドライブ旅をしました)


周辺で駐車できそうなところを探してうろうろしていると、道路脇に車が止まっているところがあったので、夫が車を止めました。


「ここ、本当に大丈夫なの?」と聞くと
「大丈夫だよ、線があるもん。それにほら、駐車チケットを販売している機械がすぐ近くにあるから」といって、時間制の駐車チケットを買おうとするのですが、イタリア語でちょっとよく理解できない。

近くを歩いている人たちを呼び止めて、チケットの購入の仕方を聞いて

(といっても英語しかしゃべれない夫と、イタリア語しかしゃべれない相手と身振り手振りですが)

なんとかチケットを買って車のダッシュボードにチケットを置いて、レッツゴー!