途中、ビルクという駅で乗り継ぐのですが、そこには以前無かったビルク展望台が出来ていました。

シルトホルンよりも標高は低いものの、なかなかすごい眺め。

そこでみんなで写真を撮ったりしながらしばし景色を眺めていると、次の駅、ミューレン行きのロープウエイが出てしまいました。


うーみゅ。

これは次のミューレンでの乗り継ぎが上手くいかないとまずい。ミューレンからラウターブルンネンまで、さらにもう一回ロープウエイを乗り継ぐのです。

次のミューレン行きは30分後という表示が出ていたので、とりあえずみんなトイレに行っておこうということになり、娘たちと私はトイレを済ませて乗り場に行くと、じぃじがいない!


きっと、あの場所にいったんだな、さっき興味深そうに見てたからな~~~~
ビルク展望台に新たに作られたスリル・ウォーク。
余計なものを…

この看板!です。

私にことわっていくと止められると思って、こっそり実力行使に出ました。

しかもここ、無料だったので行っておかなければもったいないと思って、こっそり行ったのでしょう。あいつめー。


しばらくロープウエイ乗り場で待っていると、次のロープウエイが予定よりも早く下から上がってきました。

まずい、まずいぞ。でも、夫はまだ来ない!

ロープウエイは折り返しお客さんが乗ったらすぐ出発するようで(時刻表はあってないようなもの)考えていた時間よりも早く乗り込みが始まりました。


そこへ、汗ダラダラの夫が駆け込んできました。ギリギリセーフ!

本人曰く、そのスリル―ウォークは一方通行で細い道。
30分あれば楽勝と思って歩き始めたら、下からロープウエイが上がってくるのが見えたので「すみません、すみませんが先に行かせてください」と頼みながら次々に人を追い抜いて、駆け足で回ってきたそう。

「だって、これに乗り遅れたら何言われるかわからないから」と言っていたけれど、え?それって私が悪いの?(いいや、ギリギリの時間に、余計なことをしたあなたの自業自得)

娘たちも「いや、お父さんが遅れても私達まで乗り遅れるわけにいかないから、待ってないから」(笑)

彼が汗ダラダラで走り抜けてきた、スリル・ウォークの写真。写真を撮る余裕はあったらしい(笑)

 

 

 

 

下、透明!

彼にとっては、別の意味でスリル・ウォークになったのだけれど(笑)

 

高所で小走りに走ってきたので、咳込んで頭がくらくらすると騒いで「選手が高地トレーニングをする意味が分かった。心臓がバクバクする!」と言って、娘たちに同情してもらっておりました。

 

ははは。知らんがな。

 

なんとかミューレンも通過し、無事に時間通り、ラウターブルンネンまで戻ってきました。

 

さあ、ユングフラウ鉄道の鉄道駅へ向かいます。

まずはクライネシャイデックにレッツゴー!