翌朝はさっと朝ご飯を食べて、早めに車で出発。
ラウターブルンネンまでは車で行けるし、そこには駐車場があることは、以前も行っているのでリサーチ済み。晴れて良かったー。


今日は晴れたし、明日は雨が降るという予想。そして、私達は移動日なので、今日中にシルトホルン展望台とユングフラウヨッホ両方に行く予定です。

 

私の足もとりあえず歩けないほど痛くはないので、みんなと一緒に車に乗ってラウターブルンネンへ。ここで夫は、少し離れたところにある駐車場へ車を置きに行き、私と娘たちはチケットを購入するために窓口へ。


まずはシルトホルン展望台を目指します。

なぜシルトホルンを先に行くことにしたかと言えば、シルトホルン展望台のほうがユングフラウヨッホより低いところにあり、ユングフラウヨッホは富士山山頂とほとんど高度が変わらない高いところにあるので、朝一番に一気にそこまで行くのはやっぱり高山病が心配。(私は心配症なの)


実際口コミでは、高山病の症状が出たというものも散見します。
そんなわけで、まずは先にシルトホルンへ行って慣れてから、ユングフラウヨッホに行こうというわけ。


シルトホルン展望台に行くには、三本のロープウェイを乗り継いでいくのですが、その往復チケット一人一万円を購入。


ちなみに、スイスの登山電車はロープウエイは高額なので、娘たちには「この二つの展望台に行く代金だけは自分たちで出してね」と言ってあります(笑)


朝八時半発のシルトホルン行きロープウエイのチケットをゲットして、今度はユングフラウヨッホ行のチケットを買うために道を挟んで向かいにある、ユングフラウ鉄道のチケット販売をしている別建物の窓口へ行きます。

今回の問題は、ユングフラウヨッホに行く電車です。このラウターブルンネン駅から、まずは登山電車でクライネシャイデックまで行きます。

 

問題はそこから先。

ユングフラウ鉄道は、その四分の三が山をくりぬいたトンネルの中。


そしてユングフラウ行きの電車は30分に一本しか出ていないうえに人数制限がかけられているので、指定席(といっても人数把握のためなので、座席は自由)を行きと帰りも時間を決めて、当該電車の座席を購入しないとユングフラウ鉄道には乗れないということを、窓口に行ってようやく気づきました。(←下調べ不足)

 

早く来てよかったぁーそれに、シルトホルン展望台から戻ってから、チケットを買いに行っても間に合わなかったなー。


私達は先にシルトホルン展望台に行ってから、いったん降りてきて改めてこっちの電車も乗るつもりだと窓口で伝えると「シルトホルンに行って帰ってくるのには3時間かかる、そして、この○時発の電車に乗らないと帰りの電車にも乗れないけれど、この前後の電車はもう既に売り切れているので、もし間に合わなくて乗れなかった場合にはチケットの変更もきかないが(つまり、チケットを放棄するということ)それでいいか」と言われました。


チケット代金は一人往復2万円也。(鉄道パスを持っている人はいくらかの割引がありますが、私達は電車を使うのはここだけなので、そもそも鉄道パスを持っておらず、割引はありません)


トップシーズンなので、パソコン画面を見るとリアルタイムでどんどん座席が売り切れていきます。一日の人数制限は5000人。もちろんこれは、ツアー客なども含まれていると思われます。

躊躇している時間はありません。

窓口には長女が英語で一緒に来て交渉してくれて、チケットを何とか購入することが出来ました。早目に窓口に来て正解です。こんなことになっているとは・・・

そこへ、夫が車を駐車場において登場。

はぐれないように、次女がロープウエイ駅で待機していたので、合流ができました。

ここでも役割分担が出来たので、スムーズに事が運びました。

まずはシルトホルン展望台に行きます。

そして展望台で見学して、またラウターブルンネンまで戻り、最低でもラウターブルンネン発12:07発の電車に乗り、クライネシャイデックで13時発の、ユングフラウヨッホ行の電車に乗り継がなければなりません。


そうじゃなかったら、家族4人分の8万円のチケットがパーになります。

コアイ・・・

ツアーならこういう時には楽なんですが、個人旅行はスケジュール管理が大変。

でもそれもまた楽しい。

もちろん、ユングフラウヨッホだけなら、こんなタイトなスケジュールにはならないのでしょうけれど、次の日にはもう雨の予報が出ているし、行くなら今日しかないのです。


まあ、この場合、あの方が唯一の不安材料でもあるのですが…うん・・・