カテドラルの駐車場(無料)に入っていくと、満車で止めるスペースはない
…のだけれど、ヒッピーっぽい人が近づいてきて、何やら私たちの車を誘導し始めました。
そして、何とか隙間に駐車した私たちに「じゃあ、みんな俺に3ユーロ払うから3ユーロ頂戴」というのを夫が「2ユーロなら払うよ」と値切って、2ユーロ渡しました。
教会の駐車場って本来無料のはずなんだけど、ま、無事に車止められたからいいかなー「オッケー、俺がちゃんと車見張ってるから!いっておいで!」と彼はいっていましたが…(笑)
まずはカテドラルに行きます。大きいなぁー
素敵なアズレージョ。
上に人がいますね、あそこも登れます。
アズレージョ、素敵なんです。素敵なんですが…
どうも私は気になるのよ。
この馬の顔・・・(笑)何がご不満でも?
笑っちゃう・・・
それに人物は稚拙な漫画か?っていう作り(笑)
アズレージョって、すごい有名な修道院の回廊に恭しく飾られているけれど、よーく見ると結構作りが雑だったり笑える。
これまでも笑えるアズレージョがたくさんありましたが・・・。
全体がブルーで素敵なんですが…(笑)
屋根のテラスにも上れちゃう。
しばらくポルトの街を歩きます…
可愛い建物がいっぱい
壁にびっしりアズレージョ。
途中、ぶらぶら歩いていると、二人で行ってみようかと言っていた、すごく高いところにある橋に偶然出くわして、橋の上を歩きました。
この橋です。世界遺産・ドン・ルイス一世橋。混雑しないよう、ポリスが誘導していました。
エッフェル塔の設計者の弟子である方が設計したこの橋、やっぱり複雑な鉄骨の美しさが印象的です。
道路側に架かる6本の橋の中でも二重構造になっており、高さ395メートルにある歩道から町が一望できます。
ここには、この歩道とメトロの線路が通っています。
ポルトはワインで有名なところです。
赤玉ポートワインというのがうちのお正月のお屠蘇代わりに出ていましたが(笑)ポートワイン=ポルトワイン、ということですね。
(ちなみに、赤玉ポートワインはポルトガルのポートワインを模して作られたもので、原産地保護の観点から、今では「赤玉スイートワイン」という名前になっているそうです)
ポートワインは、ポルトのドウロ地方で作られる濃厚で甘口、ポルトガルの宝石と称されるワインです。
そして、これらはイギリスに向けて輸出されることが多いそうです。
もともとイギリスはフランス産のボルドーなどのワインを消費していましたが、第二次100年戦争でフランスが敵国となり、ワインの輸出入ができず、新たなワインの産地を探す必要に迫られました。
このためポルトガルでポートワインが誕生したそうで、ポートワインは、このポルトの港から出荷される特産品でした。「ポルト」は、ポルトガル語で港の意味。
ここから出荷されたワインがイングランドに大量に輸出されましたが、英語で港という言葉の「ポート」ワインとなったそうです。
そのため、この橋の対岸にあるガイヤ市では、ポートワインのワイナリーが数多くあるそうです。橋からの眺め。すごい。
そのあと、フランシスコ修道院のJesusの樹を見学(この礼拝堂だけは写真撮影禁止)
Jesusの樹は金ぴかなんだけど、とても見事でした。
アブラハムの夢から始まって系図のようになっている家族の樹。
見ていると見事でなんか楽しい。聖書の人物を探しながら、じっくり見学しました。
で、横にある礼拝堂も見学。どちらも見学料を払った甲斐がありました。
ポルトは見所がたくさんあるのでもっと見学したかったけれど、明日は早朝スイスに向けて出発するので、早めに宿に行かなくてはなりません。
明日の朝早くはガソリンスタンドが開いているかどうか心配なので、今晩中にレンタカーのガソリンを満タンにすることも必要だし、最終パッキングもしなければならないので、やらなければならないことがたくさん。
なんだか名残惜しいなー。
今晩の宿は、空港から歩いて行けるぐらいの近さのホテルにしました。
朝早く空港に行くからね。歩いて行けるぐらいの近さ。(笑)
清潔で十分な広さもあり、敷地内に駐車場があるので、荷物を全部持ち込んで仕分けをします。これで安心。
入り口を入ると段があって、左手にはトイレとシャワールーム。
上がっていくと左手奥にベッドという作り。
おかげで、廊下を歩く人の音や振動が気になりませんでした。空港に近いから、早朝とか深夜到着出発の人がいるもんねー。
シャワーはマッサージシャワーもついていて、なかなか快適。
OPOHOTEL ポルト アエロポルト ツインルーム一泊一室 €70.50