小さな町なので、カテドラルにはロイオス教会から歩いてすぐ。

堅固なお城のような教会です。カテドラル(エヴォラ大聖堂)に到着しました。

 

 

 

 

 

12~3世紀ごろ建てられた大聖堂で、1584年、ここに天正の少年使節(伊東マンショ・千々石ミゲル・中浦ジュリアン・原マルチノ)が訪れたという記録が残っています。

 

その時に伊東マンショが弾いたという当時のパイプオルガンが、まだ現役でこの教会に残っています。当時ヨーロッパでも珍しかったパイプオルガン。

 

 

このパイプオルガンの写真、実は礼拝堂の二階からとったものです。

壁に取り付けられていて、どんな風に演奏するのかわからないのですが、手が届きそうなところにあります。

 

 

手すりの横からパイプが…

このパイプ、二階にこんなふうに突き出しています。左手にパイプが見えるでしょうか。

 

 

会堂から見上げるとこんな感じで頭上に設置されています。

 

 

結構な圧迫感で、地震の国に生きている私達から見るとちょっと怖い。

このパイプオルガンは、ヨーロッパに二台しかないというイベリアパイプオルガン。

 

本能寺の変の少し前に日本を出発し、二年半の月日をかけて船でポルトガルにたどり着いた少年たちは、いったいどこでパイプオルガンの練習をしたのでしょうか・・・

 

このパイプオルガンは、今でも毎週ミサのたびに演奏されるのだそうです。

ここでたくさんの方がミサをささげ、あるいは結婚式を挙げ、あるいはお葬儀で故人を見送ってきたでしょう。歴史の重みが胸に迫りました。

 

この教会は、屋上にも行くことができます。

水はけがいいように、ちゃんと真ん中が盛り上がっていて傾斜がついています。

 

 

夏の日差しに照らされて、オレンジ色の屋根の波がみえます。

 

 

 

 

町で一番高い建物なので、遠くまでよく見えます。

 

 

中庭の回廊も行ってみました。

 

 

 

 

この回廊のしんとした雰囲気、好きだなー。ポルトガルまで来てよかった!

 

 

スケールの大きな教会でした。

 

 

エヴォラの町自体は小さな町でコンパクトに見どころが固まっているので、歩いて回れます。次回は宿泊してじっくり朝や夜も散歩したいなぁ。

町を見学して帰る途中、お土産物屋さんに立ち寄りました。

 

 

ポルトガルはヨーロッパの中でも物価が安いほうですが、この町は田舎にあるせいか、さらにお土産物が安かったです。

タイルがはめ込まれた鍋敷きをお友達用に何枚か購入。重くなければ、もっと買って帰りたかったけれど。もちろん、今でも我が家で使っています。

 

 

さあ、町を出ます。

帰る途中、水道橋が見えました。

 

 

ローマ帝国は、一時期ここまで勢力を伸ばしていたんだなー。

イギリスやエジプト、トルコやヨーロッパ、イスラエルやギリシャ、そして、こんなイベリア半島の先にまで・・・すごいなー。

 

「かつてここはローマ帝国だった」っていうのは、こういう水道橋とかが残っているので、よくわかります。ローマ人はコロッセオや大浴場も行く先々で作っていて、それが遺跡となって残っている・・・

ローマ人、娯楽とお風呂が大好きだもんね(笑)。

 

さて、今晩泊まるエシュトレモスのポサーダに向かいます。