ミサが終わって教会の外に出てくると、私たちが登ってきた坂とは違う坂道へとみんなぞろぞろと降りていくのに気が付きました。
あっちに何があるんだろう?私達も行ってみましょう。
わー!夕焼けがきれいだー。坂道の向こうに町と丘が見えます。
そして、坂道の途中の道路には、食卓が並んでいます。
こんなふうに、たくさんの人が坂道の途中で食事してます。
みんな思い思いにおしゃべりしながら、楽しくお食事しています。
私達も地元の人に交じって食事していこうということになり…フィジョアータ(白いんげんの煮込み)をいただきました。
美味しいんだけど、量が多くて食べても食べてもなくならない(笑)これ以降、ポルトガルの食事量の多さにあちらこちらで驚かされることに・・・
坂道を、涼しい風が通り抜けていきます。お店の方がブランケットを貸して下さいました。
街に明かりが灯ります。旅先の食事というのは心に残るものだけれど、この坂道での食事は特に思い出深いものとなりました。
食事が終わって二人で坂道をのんびり下りながら、いろんなことを話しました。
「もう子供たちが大きくなったから、こんなふうにして今までできなかった夜遊びもしたいなぁ」と私。
「そうだね、これまでこういうことってあまりしなかったから、これからは二人でのんびり夜出かけたりしようね」と夫。
そういう会話が嬉しく、楽しい時間でした。
ゆっくり坂道を降りてくると、広場に出ました。
ここでも楽しそうにたくさんの人が食事してるー。
なんだか楽しくなっちゃうなー。
広場の近くにパステル・デ・ナタ(エッグタルト)のお店がありました。
美味しそうだから、明日の朝用に買って帰っちゃおう。
旅先ならではの解放感で、まだまだのんびりと二人で散歩。
ポルトガルは治安も良く、夜歩きしても安心感がありました。
今日トロントから到着したばかりですが、私たちは早くもポルトガルという国が大好きになりました。
明日はリスボンを後にして、エヴォラ歴史地区へと向かいます。