そして、大幅な時間ロスの後、友人夫妻のシアトルのご自宅に何とかたどり着き…
感激の再会!
日本生まれ日本育ちのアメリカ人の奥様は私よりも10歳上だけれど、まるで妹のように私を可愛がってくださって、成田にご家族と荷物を載せて見送っていった日が、つい昨日のことのようです。
空港でハグしてお別れをした時には、涙が止まりませんでした。
それがこうしてまた会えるとは!
この日から3日間ここに泊めていただけるので、プランは彼らに全てお任せです。
ここは彼らが一年前に購入することになり、リフォームし、三カ月前に引っ越したばかりのおうちです。
それにしても、以前のおうちも素敵だったけれど、新しいおうちも本当に素敵でした。
(プライベートに少し配慮して、小さい写真です)
一階にはリビングルームが3つと1つのベッドルーム。
二階には1つのリビングルームと3つのベッドルーム。
一階にも二階にもそれぞれバスルーム。庭にはパティオもありました。
私たちの為に、二階にあるゲストルームと二階のリビングルーム、そしてその隣の専用バスルームを好きに使ってね、といってくださいました。
日本で損得勘定抜きで犠牲を払って誠心誠意働いた彼らが、終の棲家としてこんな素敵な家に暮らすことができるということが私も心から嬉しく、涙が出ました。
もちろん、お料理上手な奥様が毎食美味しいご飯を作ってくださっていて、ご飯の時間が楽しみで楽しみで・
これまで他者の為に自分の人生を使ってきた彼らでしたが、「この家も沢山の人に使ってもらいたいから、今度はたった3日じゃなくて一カ月でも二カ月でもゆっくりしに来てね。」といわれました。
嬉しい…
この住宅のコミュニティにはプライベートテニスコートや湖、散歩コースなどもあって、住人であればいつでも自由に使えるのだそうです。
なんかいいなぁ~
池の周りを散歩しながら、懐かしい話に花が咲きました。
私たちの人生には困難な時もあるけれど、歳を重ねてもなお新しいことが待っているのだと
そして、私の人生はもう終わりだと思った時でさえ、自分自身には思ってもみなかった新しいことがやってくるのだと、彼らの姿を見て改めてしみじみと思ったことでした。