え?なんでたった今バンクーバーに到着したのに、いきなりシアトルへ行くの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そうなんです。
私たちがバンクーバーまで行こうということになった時リタイアしてシアトルに帰国した、かつてお世話になった宣教師一家に連絡をしたら「ぜひうちに泊まっていって!」といっていただいたので、この際だから会いに行こうということになったのです。
我が家の子どもが小さいころ、子どもたちを預かってくれて「結婚記念日にデートしていらっしゃい」と送り出してくれたり、体調が悪くて寝込んでいるとご飯を持ってきてくれたり、本当にお世話になりました。
アメリカンスクールの音楽の先生だったこの宣教師の先生に、我が家の娘たちはピアノも簡単な英語も教えていただきました。
彼らがご両親の面倒を見るために帰国する時は本当に悲しくて寂しくて、成田まで見送りに行きました。
バンクーバーからシアトルまでは車で3時間。今回のお伴も、車のナビ「ガーミン君」今や彼と一緒でないドライブ旅は考えられません。
今はスマホのグーグルのナビもありますが、ガーミン君はあらかじめピンしておけるし、海外でも日本語で案内してくれる旅のいい相棒。
ただねー。
このガーミン君、衛星をとらえるのに最初ちょっと時間がかかります。
彼としても、ずっと飛行機の中でぐっすり休んでいたものを、知らない間に違う国に連れてこられた上にいきなりたたき起こされて、レンタカーのダッシュボードの上にセットされて「さあ、働け。出番だよ」といわれてもなぁ…というところでしょう。
そんなわけで、ちょっと路肩に車を寄せて、彼が起動して働き始めるのを待ちます。(笑)
さあ、準備は整いました。
シアトルに向けて出発です。
何しろ、スタッガードシートでぐっすり休めたし。両替でちょっと凹んだものの、世界一周の旅は始まったばかりです。
これからまだまだ楽しいことが待っているし、久しぶりに友達に会えるので、すごく楽しみです。