いや、ちょっとタイトルがオーバーでしょ。(笑)

でもまあ、ここまでで何とか旅程決まったものの、このチケット、実際どうやってとったらいいんだろう?

 

私たちの計画では、まず私の特典チケットを予約して発券してから、先に出発する夫のみ付け足した一部の日程を加えて、同一の日程、同じ航空会社、同じ経由で彼のチケットを有償でとるというもの。

 

特典航空券は航空会社にもよりますが、国際線の場合は355日前の朝9時から電話予約ができます。

 

特典世界一周旅行券の場合、スターアライアンスに属しているいろいろな航空会社混在のチケットですので(ANAが飛んでいない地域もあるので)航空会社によってもルールが違うという複雑さ。

 

航空会社にもよると書いたのは、もっと遅くからじゃないと予約できない航空会社もあるからです。

ユナイテッド航空などはその代表です。

 

だから、このチケットに一路線でも「遅くにならないと座席枠を開放しない航空会社」を組み込んでしまうと、それに全体を合わせる必要が出てきてしまうので、ルートを作ったら、各航空会社がいつ頃座席を開放するのかをあらかじめ調べて、そのような航空会社を避ける必要が出てくるのです。

 

場合によってはルートを作り直しておきます。

(以前ご紹介した、スタアラ世界一周のルートを作るページで航空会社まで出てきます)

 

 

このようなチケットは特典世界一周旅行券といえども往復チケットとして予約するわけですが(いわゆる複数都市の周遊チケットみたいなものなので)往復チケットで予約できるのは出発便の355日前ではなく、復路便(最終帰着便)の355日前から予約できるのです。

 

でもこのチケット、正攻法で取ろうと思っても絶対無理。

 

私たちの予定では、7月中旬に出発して8月中旬に戻ってくる予定。その出発便さえ8月の最終帰着便の355日前にしかとることができないという(涙)もちろん、特典チケットなんか残っている確率は本当にゼロに近い。

 

いろいろ情報を調べていくうちに、ネットで裏技を見つけました。

これは結構いろんな人が使っているみたいですが・・・

 

ネットでやっている裏技というのは・・・

 

往路便、復路便同日の仮日程で押さえる。つまり、日帰りという設定で往路便の355日前に電話をして、往復押さえちゃうというわけです。(往路便・復路便ともに同日で355日前)これで往路便確定。

そして、復路便の355日前に又改めて電話をして、復路便を変更するというやり方。

 

もう一つの裏技は複数のチケットの場合、閑散期にすべて仮の日程で一応チケットを発券しておく、という裏技です。発券しなければ、そもそもスタートラインに立てないからです。

 

往復チケットでも、特典航空券など(そして、世界一周旅行券も)変更手数料無料なチケットだったら、使う航空会社と経由が変更しなければ、基本的に日程の変更が無料でできるだからです。

○変更不可の格安往復チケットには、この方法は使えません。

 

これだと、おそらくいったんすべて空席を押さえることができるので、一応発券はできます。

だから、この二つの作戦をミックスして、まずは閑散期に一度仮の日程で空席を押さえ、チケットを発券する。

 

→各便355日前になったら、日程をずらしていく。という、理論上ではこれでオッケー。

でもこれは、あくまで単純に往復する場合。

 

これ・・・もう一つハードルが隠れていたわけです。「世界一周旅行券は、最低でも10日以上の日程がなければならない」というルール。

 

・・・まじか・・・

ということは、すべていったん発券しても往路便の355日前じゃなくて、もう10日後の345日前じゃないと正規の日程の往路チケットはとれないってこと?

(「帰国便」の355日前予約開始、つまり行きの便+最短旅行期間10日が必要)

 

みんなが一斉にチケットを争奪戦している日に、スタートもできず10日間ぼーっと眺めているしかない・・・絶対チケットとれないよー( ;∀;)

最初から勝負にならないうえに、私たちが行こうとしているのは夏休み・・・

 

一応、ANAさんに電話してみました。

「特典世界一周旅行券の予約は復路便搭乗の355日前から予約開始ということで間違いないでしょうか。その場合、旅行期間が10日必要ということは、実際の往路便の10日後からじゃないと、予約受付ができないということでしょうか」

 

「はい、左様でございます」

う。うーみゅ・・・

 

一説によると、特典世界一周旅行券の場合はとれる座席の別枠があるらしい、という都市伝説があるものの、ネットで調べても調べても、確実な情報が出てきません。

 

特典世界一周旅行券を使って旅をする人があまりいないのか、そもそも情報自体がとても少なかったのです。

 

(この一連の記事を書いているのも、私がそのような経験をしたので、ちゃんと記録を残しておこうと思ったことが理由の一つです)

 

色々と悩み始めて一か月、ふとある方法を思いつきました。

それで、ANAさんに電話して確認したところ、それが正当な方法だということが分かったのです。(この部分はクイズです。どうぞ皆さんでお考え下さいね。ヒントは「前に」旅程を付けるということです。)

 

ようやく、ようやくスタートラインに立てそうです。(笑)