航空会社のステイタスって何ぞや?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
私も数年前までは、私達には関係ない縁遠いものだと気にも留めませんでした。
飛行機に乗ると、マイレージとは別に「プレミアムポイント」(この名称はANAのもので、ほかの航空会社は別の名称。ここでは私たちが目指したANAのステイタスについて書いています)というのがついているのにお気づきの方もいらっしゃると思います。
マイルはクレジットカードやポイ活でポイントをマイルにする、ということができますが、このプレミアムポイントは、「実際に飛行機に有償で乗った時のみ」にしかつかないポイントです。
ですからマイルでとった無料の特典航空券はこのプレミアムポイントは対象外。
それに何度乗っても格安航空券につくプレミアムポイントは低く設定されています。また、座席クラスによってもポイントは変わってきます。(安い値段でとったチケットの座席クラスにつくポイントは低い)
つまり、「できるだけ値段の高いチケットで、何度もうちの飛行機に乗ってね」というのがこのプレミアムポイント。
あるいはどれだけお得意様か、ということが一目でわかるものなのです。
このプレミアムポイントが一年間どれだけ貯まったかに応じて、ANAの場合
「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」
というステイタスがあり、このステイタスが有効なのは、取得した時点以降の年内と翌年一年限り。その次の年には0にリセットされます。(涙)
それを維持するために、SFCカードを発行するというのが必要らしい。
ただし、SFCカード会員とプラチナ、ダイヤモンドステイタスが受けられるサービスには若干の違いがあります。
それに、ダイヤモンドクラスになると、そもそも空港ラウンジもビジネスクラスラウンジとは別。
搭乗前にフルコースなんかも食べられます。ここは私たちが狙う対象外(笑)
でもねぇ・・・
このプレミアムポイントのステイタス、とんでもなくハードルが高い。
プラチナステイタスになるためには50000ポイントが必要なんです。
ちなみに東京とミュンヘンだと、エコノミーで4000ポイントちょっと。シアトルでは3400ポイントぐらい。
つまりは、ヨーロッパまで一年間に何往復もしなければ手に入らないステイタス。そりゃあね、お得意さまっていうのはそういうことですよね。所詮庶民の私達には手の届きようもないステイタス。(笑)
なんで私、このカードを取得しようなんて大それたこと、考えちまったんでしょうか。今冷静になってみると、あの時はただ舞い上がっていたとしか思えないのですが…