柏・地主神社 (かしわ・じぬしじんじゃ)
(同名神社と区別するため地域名を付加しました)
社号:地主神社
地主神社(じしゅじんじゃ)と呼ばれる神社は、以下に大別される。
神社や寺院が建立される際に、その土地の地主神を祀るために建立された神社。神社の境内に末社として建てられている場合や、寺院に隣接して立地している場合がある。寺院に隣接している地主神社は、本来は隣接する寺院の一部(鎮守社)であったのが、明治の神仏分離で独立した経緯のあるものがほとんどである。なお、この場合は「じぬしじんじゃ」と読む所もある。(Wiki)
柏地主神社の読み方は掲示板にのルビが「じぬし」となっていますのでそう記しました。
住所 千葉県柏市篠篭田650
東武鉄道「柏駅」より北西へ直線約1.59Km先に鎮座されています。
柏駅(JR在来線/東武鉄道)徒歩24分
豊四季駅(東武鉄道)徒歩27分
北柏駅(JR在来線)徒歩39分
御祭神: 大國主命
創建:天正6年(1578年)
御由諸:
地主神社所蔵の文化財
文永の板碑
古くからの篠籠田の村社であった地主神社には鎌倉時代に造られた板碑が納められています。
板碑は鎌倉時代から室町・戦国時代にかけて、板状の石で作った一種の卒塔婆で、祖先の供養(順修)や自分の後生を願って(逆修)、板石塔婆として立てられました。上部を三角形にし、直下に二条の横線を加え、その面に梵字で種子、仏像、名号等を刻み、本尊下に蓮台等を刻んだものもあります。
この板碑は、秩父地方から産する緑泥片岩で造られた武蔵型板碑で、高さは105cm、横幅は28.8cmあります。正面には蓮台に乗った大きく縦長の阿弥陀如来を梵字キリークで表し、その下に鎌倉時代の「文永十一年正月日」(1274年)の年号が刻まれています。
この地域にも中世の仏教信仰が受け入れられ、板碑を造るための石材が流通していたことがわかり、地域を探るうえでの貴重な資料なのです。
千葉県神社名鑑(昭和60年版)より抜粋
主要建物 本殿:銅板葺流造4坪、幣殿:同4坪
拝殿:同10坪、社務所:瓦葺寄棟造12坪
境内坪数 850坪
由緒沿革:
この土地の地名が「東大寺献物帳」に見えるので、いまから1000余年前すでに集落を形成し、当社もその当時の創立と考えられる。本殿は明治初年の造営で、幣殿・拝殿は昭和62年完工。
旧社格:村社
御祭礼:10月19日
駐車場:-
御朱印:-
ご 案 内
神社入口
一之鳥居 明神形
社号碑
二之鳥居 木製両部鳥居
境内参道
手水舎
狛犬
初代?狛犬
拝殿正面
扁額
拝殿側面
本殿
本殿側面
本殿背面
社殿全景
摂社:大杉神社
末社:疱瘡神
三峰神社
雷神社
住吉神社
伊勢神社
山神社
浅間神社
庚申塔が並んでますので仏系かと思います。
境内施設 大きな石灯篭です。
記念碑
境内巨木
帰路