飯綱神社(いいつなじんじゃ)

(同名神社と区別するため地域名を付加しています)

社号:飯綱神社

 

 

 

所在地:千葉県八千代市萱田町476

        

東葉高速線「八千代台中央」駅より北へ直線約1.0Km先に鎮座されています。

飯綱近隣公園西側に面しています。

八千代中央駅(東葉高速鉄道)徒歩16分

村上(千葉県)駅(東葉高速鉄道)徒歩30分
京成大和田駅(京成電鉄)徒歩39分
 

御祭神:宇迦御魂命(ウガノミタマノミコト)
    

創 建:文明11年(1479)

 

御由諸:

飯綱神社は、文明十一年(一四七九)に創建されたと伝えられています。その後、何度か建て替えをしえ、現在の型式は、本殿・幣殿・拝殿の配置から一見すると「権現造」を思わせますが、別々に建てられたものです。
本殿は神体を安置した場所で、正面三間、側面二間の三間社流造というもので、向拝部分に唐破風が付いています。隅の柱を見ると三通りの竜をつけた尾垂木を置き、下に斜め方向に一つの唐獅子を据えています。建築年代は棟札の銘に安政三丙辰年(一八五六)とあり、この時再建されたものと考えられます。
幣殿は本殿と拝殿をつなぐ場所で、拝殿は礼拝するための場所です。幣殿と拝殿は昭和二年に発行された「飯綱神社縁起 付・大和田町案内図」によると明治二十二年(一八八九)に建てられたことがわかります。拝殿も本殿と同様の手法を用いて各隅の獅子は斜め方向に一つ懸けられています。
玉垣は神社のまわりの垣で、切妻風、銅板葺、柱は四角です。屋根を支える組物は二手先で、柱と柱の間には蟇股が据えつけてあります。
参道階段は、高さ十四メートル、総延長二十二・九メートル、幅二・六五メートルの急勾配で安山岩製角材を五十八段(移設前は五十六段)積みで天保三壬辰年(一八三二)に鷺沼の直七と舟橋の勘治郎という石工によって造られたことが親柱に刻まれています。

創建年代には諸説が存在しますが、かつてこの地が伊勢神宮の御厨(みくりや)(専有地)であったことから、その頃に伊勢から神様を勧請(かんじょう)し、神社が建てられた可能性が高いと言われています。飯綱神社は、飯綱権現(いいづなごんげん)として広く知られ、昔から萱田地域の産土神(うぶすながみ)として崇拝の対象となってきました。明治維新(めいじいしん)後の社格制度(しゃかくせいど)の変更を受けて、村社(そんじゃ)に格上げされたことや、明治43年には時平神社(じへいじんじゃ)や熊野神社(くまのじんじゃ)と合祀(ごうし)され、その深い歴史的背景を受け継ぐ形となりました。
特筆すべきは、八千代市指定文化財(やちよしさんていぶんかざい)が多数存在すること。本殿(ほんでん)や附棟札(ついとうふだ)、幣殿(へいでん)、拝殿(はいでん)、鐘楼(しょうろう)といった建築物はもちろん、神馬(しんめ)や雨乞い祈祷に関連する絵馬(えま)など、多くの貴重な文化財を間近で見学することができます。

 

各種文化財案内版

 

 

 

 

旧社格:村社

 

御祭礼:三十三年祭*2012年11月3・4日:中年祭(16年目)、次回の“本祭”は2028年

 

駐車場:有

御朱印:無し

 

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      ご 案 内

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神社入口 

街道口入口 58段の階段を登ります。

ぐるっと回って北口には車道があり駐車場もあります。

 

階段参道

 

 

境内参道

 

手水舎

 

大鳥居

 

 

鳥居傍の狛犬

 

 

少し歩いて新し目の狛犬

 

 

拝殿正面

 

扁額

 

社殿外観

 

 

 

本殿

 

境内施設:御神木 大公孫樹

 

大鐘楼

 

上層には梵鐘をかけています。
下層は袴のように裾が開いた形になっているため袴腰(はかまごし)といいます。桁行三間、梁間二間で上部の周囲には擬宝珠付高欄(ぎぼしつきこうらん)の回縁がついています。組物は三手先(みてさき)で組まれ、屋根は入り母屋造りです。元はカヤ葺きでしたが、現在は銅板を被せています。

 

このような立派な鐘楼初めて見ました一周してみます。

 



 

大石灯篭

 

境内社 天照皇大神

 

 

社号不明 石祠

 

仏系お堂など

 

記念碑など

 

 

 

 

 

 

 

公園口入口

 

 

帰路

 

 

 

   一期一会、ご覧いただきありがとうございます。    

 

 

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