大須賀大神(おおすかだいじん)
千葉県成田市伊能345番地
東関東自動車道「大映IC」西へ直線約2.0Km先に鎮座されています。
バス停(大栄郵便局前/千葉交通)徒歩6分
御祭神:天児屋根命(あめのこやねのみこと)
創 建:弘仁元年(810年)
御由緒:「大須賀大神」は弘仁元年(810年)の勧請と伝えられています。
1200年の歴史を持っているこの神社は、当初は近くの別の場所(神代)にありましたが、
火災にあってこの場所に移転してきました。
旧社格:郷社
御祭礼:伊能歌舞伎
その由来は明らかになってはいないが、地域の余興芝居として、1697年(元禄10年)に始まったといわれている。1961年(昭和36年)に千葉県の無形民俗文化財に指定されたが、その後、後継者不足等時代の変化や、火災による衣服の焼失などにより、1965年(昭和40年)の公演を最後に上演が途絶え、復活の見込みもないことから県の文化財指定も解除となった。
しかし、伊能地区の有志達が集まり、復活の気運が高まり、1998年(平成10年)に「伊能歌舞伎保存会」が設立され、1999年(平成11年)当時の大栄町の町おこしの一環として、復活した。しかしながら、30年以上の空白期間があり、演目題名は判明するものの、所作、衣装等、以前実施されていた実態がほぼわからなくなっていた。このため、過去に行われていた伝統とは異なり、外部の演技指導によるものとなってしまい、伝統に基づかない歌舞伎という実態になっている。下座も自力では用意できず、外部の指導者に全面的に依存するなど、過去に行われていた伊野歌舞伎とは全く異質となっている。このため、千葉県の無形民俗文化財に再指定される可能性はない。また、後継者育成もできない現実である。成田市の指定文化財になっているが、大栄町時代に町おこしの一環として指定文化財にしたもので、決して伝統文化に基づいて指定されたものではない。町おこし行事のイベントという性格が強いものとなっており、指定文化財としてふさわしいものなのか、地元でも疑問が呈される状態である。
御朱印:-
駐車場:-
ご 案 内
神社入口
大鳥居
社号額
社号碑
境内参道
手水舎
狛犬
拝殿正面
拝殿側面
社殿外観
本殿
境内社:天満宮
三峯神社
左から疱瘡神・八坂神社・金毘羅宮
御神木
記念碑など
帰路