白井市平塚・鳥見神社 (ひらつか・とりみじんじゃ)

(同名神社と区別するため地域名を付加しています)

 

社号:鳥見神社

 

 

 

所在地:千葉県白井市平塚962

 

        

 

北総線「白井」駅より北へ直線約5.3Km先に鎮座されています。

バス停(延命寺/千葉県白井市)徒歩1分

 

御祭神:
    

創建江戸期 天保年間

   

御由諸:

平塚地区に所在する鳥見神社は、創建は不詳で、祭神に饒速日命にぎはやひのみことを祀ります。
 拝殿の奥に木造の玉垣を廻した本殿があります。この本殿は天保5年(1834年)9月に建立されたもので、大工は葛飾郡北方村(現市川市)与右衛門と平塚村半四郎、木挽は平塚村新兵衛です。

 ケヤキ材による木造の一間社流造の本殿で、屋根は銅板葺です。身舎(もや)四周に廻縁を廻し、高欄をつけます。背面柱筋には脇障子を立てます。木階は五級で登り高欄を付け、木階下には浜縁を設けます。正面柱間寸法は6尺で、市内の神社本殿の中でも大きなものです。

 本殿は随所に彫刻が施されています。柱頭部には唐獅子や獏(ばく)の木鼻を付け、正面扉脇の小脇板には昇龍・降龍が、木階下羽目板には飛龍が、庇の下の幕板にも龍が彫られています。また本殿側面には雉や鳳凰が彫刻されるほか、脇障子には鶯の彫刻を嵌め込みます。このような数多くの彫刻で飾られた壮麗な本殿は、江戸時代後末期の神社建築の装飾的な特徴をよく現すものです。

 平塚鳥見神社本殿は江戸時代に火事に遭い再建されたもので、天保2年(1831年)に作成された木挽任用帳や、建立時の天保5年の棟札が残されています。本神社本殿は白井市内の江戸時代後末期に建立された、彫刻で飾られた神社本殿の中でも規模の大きなものの一つであり、本社建立時の過程を追うことのできる白井の歴史上価値の高いものです。
 本殿と併せて、その歴史的価値を裏付ける資料である天保5年の棟札一枚を附指定としました。

 平成28年6月7日
                     白井市教育委員会

旧社格:-

 

御祭礼:10月9日
 

御朱印:-

 

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      ご 案 内

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神社入口 

 

 

手水舎

 

社殿までの参道

 

狛犬

 

 

常夜燈

 

社殿正面

 

外観:側面

 

本殿は独立しています。

 

 

 

 

本殿壁面彫刻

 

 

境内社:八坂神社

 

 

社号不明石祠

 

 

 

記念碑

 

 

 

 

 

帰路

 

 

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