おりひめ神社
千葉県市川市鬼高1丁目1
千葉県立現代科学館前ニッケコルトンプラザに挟まれた杜の中に鎮座されています。
創建:昭和の初め、伊勢の神宮より 御分霊を御奉遷申し上げ、この森にお神鎮り願った。(境内由書書きより)
御由諸:
当初、御社殿は、千葉県東葛郡中山町大字鬼高「共立モスリン株式会社中山工場」内の森を神域として設けられ、昭和十六年には合併により「日本毛織株式会社」へ、そして昭和六十三年に「ニッケコルトンプラザ」へと引き継がれた。
現在の御社殿は昭和十一年の造営で昭和四十六年にカヤぶき屋根を銅板ぶき屋根に改修して今日に至っている。御神徳として商売繁盛、厄除開運、縁結び、学業成就等を有せられる。
-思ひ出-
この地域は日本毛織(通称ニッケ)の大きな工場があり大勢の女工さんが働いていました。
その門はいつも閉ざされていて関係者以外立ちいる事は出来ません。
子供の頃、正門の前にモスリン池と言う所があり小さな魚を釣ったりしました。
何人いたか分りませんが数百人はいたと思われる、主に集団就職で来て働く女工さんには様々な物語があったと思います。
昭和初期からあったとされる工場で働く人々の恋愛には哀しい事もあったのかも知れません。
織姫神社ではなくひらがなで「おりひめ」と描くのはそうした物語を想像させます。
「ひこぼし」に会いたいと一心に願った神社なのかも知れませんね。
旧社格:
御祭礼:11月25日(初午祭:2月初午日)
駐車場:-
御朱印:-
ご 案 内
境内入口は一定時間閉ざされます。
おりひめ神社と書かれた神社はここだけです。
手水舎
拝殿正面 賽銭箱は置かれています。
摂社:稲荷神社
境内の巨木
帰路