正中山法華経寺

 

千葉県市川市中山2-10-1 

 

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文応元年(1260年)創立

 

日蓮宗4大本山の一つ

 

日蓮聖人が最初に開いたお寺で、有名な立正安国論など数多く国宝、重文に指定されている。

 

2009年に訪れた時の画像なので今とは異なるところもあるかと思います。

 

まずは境内入口にある龍閣橋を渡ると左に案内板があります。

 

本堂に向かう途中にお清め場所が道を塞ぎます。

 

お地蔵様のような像があり体の弱いところに水を掛けたりさわったりして御祈祷いたします

 

そして本堂(祖師堂)へ向かいます。

昔の屋根は銅吹でしたが10年かかって姿比翼入母屋造という屋根に改修しこの頃(2009年)終わりました。

このような型式の屋根は全国に二例しかないそうです。

 

昔の屋根は撮り損ねましたのでネットで拝借しました

背丈がだいぶ変わったようですね

 

祖師堂の謂れが書かれています。

 

 

 

 

 

 

中山法華経時には国の重要文化財が4つあります。

ひとつは祖師堂ですが他に

 

朱塗りの美しい五重塔

 

 

四足門

謂れはどこにも書かれていませんが鎌倉にこの門があった時弁慶が4足で上がりきったから四足門と名付けられたと子供の時聞きました。

果敢に挑戦しましたがとても無理でした。

今では足の長い大人なら可能なのでしょうがガードされていて入る事が出来ません。

 

 

法華堂  法華経時を開基した時最初に建てられた本堂

 

 

中山大仏

改修中でしたので目にすることが出来ませんでした。

改修前の写真ですが関東では鎌倉大仏に次ぐ4.8mの大仏です。

子供のころ私の弟が手のひらに座って遊ぶという罰当たりなことをしていました。

改修の終わった大仏様を拝謁し非礼をお詫びしたいと思います。

 

2022年3月、改修が終わった大仏様に再会しました。

ピカピカになっていてより光々しさが増していました。

それにしても両脇の灯篭の大きさが目を見張ります。

 

 

 

この門をくぐり奥には

 

エキゾチックな塔があります。

ゴホウドウと聞いていましたが聖教殿と言います。

国宝の立正安国論ほか多数の宗宝が納められています。

毎年11月に公開されているようですが一度も見たことはありません。

機会があれば一度拝見したいものです。

 

高台を降り境内から外の出ると龍池とか蓮池と呼ばれている池に出会います。

お決まりの亀や鯉が泳いでおり子供のころザリガニ釣りをして遊んだところです。

正確には八大龍王池と言うそうです。

 

 

池に突き出すような形で祠があります。

池を守る神様でしょうか。

 

境内裏手に戻って散策すると開祖・日常上人像がありました。

 

重厚な燈篭が並んでいます。

 

巨木は多くありますがこの木は高いだけであまり美しくありませんね。

 

ご神木でしょうか

 

一通り回ったところで参道を南へ京成中山駅、総武下総中山駅へ帰路につきます。

通称おけら通りとも呼ばれ中山競馬場で負けお手上げになったお客がトボトボ駅まで歩いている様を称しています。

 

 

参道には数件の茶屋がありますが昭和の街並みそのものノスタルジックな世界を感じます。

(令和4年に伺った際、だいぶ様変わりしていました。)

 

おでんにきぬかつぎ、さしみこんにゃくにビール、夏はかき氷

いいですね

必ず寄って食べていきます。

 

参道には大きな門が二つあり、最初にくぐるのが黒門(総門)です。

 

 

 

境内近くにそびえる門が赤門(仁王門)です。

 

 

赤鬼、青鬼がいると言われて来ましたがどちらも赤鬼ですね。

 

 

お仁王様も手を振って下さっていますので、

 

この辺でバイバイ

 

 

ご朱印

 

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