某日某所…(最近この言葉多いな^^;)

身も心も…そして肝臓も疲れた体に鞭打って、早朝4時起床。

限られた時間だが、行くなら今しかない!




川に降り立つと案の定、水は多い。

早速キャストを開始するも、全く反応がない。

ここ数回の渇水時と変わらない。

一番期待していたポイントにはルアーマンが一人。

しかし、自分が上がっていくと何も起きなかったようで退渓していった。


「どうですか?^^」

「出ないですねぇ」

「そうですか、今日は出そうですよね」

「お互い頑張りましょう!」


そんな他愛もない会話を交わし、ポイントへ。

しかし何も反応はない。

少し水量は多いがどうにか釣り遡っていく。



するとホンの小さなポイント。

いつも打ち込んではいるものの出たことの無いポイント。

しかしこの日は違っていた。


キャストして弱いトゥイッチを入れると…

下から突き上げるように銀白の魚体が飛びついてきた!!!

ローリングするその姿は紛れもなく狙いの魚だ!

小さな場所なので、すぐにネットイン!
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薄らと秋色を纏った、雌ヤマメ38cm!美しい一匹でした!


やはり魚は動いてきていました。

予想通りの良型に頬が緩む瞬間でした!!! ^^



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見上げると透き通るような青空と、少しだけ赤くなり始めた森の木々。

素晴らしい出会いになりました!




すっかり満足してしまった私ですが、まだ時間はあります。

支流も少し覗いてみることにしました。

水はこちらも多くいつもの遡上ルートは使えず、慎重に進みます。

数々の思い出のポイントを巡りますが、渇水の渓のように静かです。

結局、1時間弱ほどで何の反応もなく、退渓しました…

少し当てが外れて少し途方にくれます…




再度本流に入ってみることにします。

強い流れからは、コンタクトは全くなく時間ばかりが過ぎていきます。

それでも一つ一つのポイントを丹念に居ると信じて。

数か所を回ってそろそろ時間が無くなったころ、全く実績のないポイント。

ここは雰囲気はある場所ですが、どういうわけか自分も釣友も全くでないんです。

自分の居る左岸側にドアップでキャスト。

いい処に入りましたが、やはり反応はありません。

すると次のキャストで少し先の枝にshinyを引っ掛けてしまう失態…

少し深いのですが、頑張って取りに行きます、無くせませんコレは^^

どうにか木の枝をしならせて回収に成功(ホっ)

ここまで来るとさらに上流のポイントにも打てそうです。

今後は強い流れを挟んで対岸の如何にも着いて居そうなポイントへキャストします。

一発で入り、スローなトゥイッチを入れた瞬間!!!

巨大な魚影が尾を見せてミノーを咥え暴れ始めました!!!

重い手ごたえがロッドを撓らせます、その魚はローリングしながらも

流芯へ流芯へと入り猛烈に下り始めますが、どうにかロッドを立てて

いなしつつ、左岸側へ誘導します。

間違いなくヤマメの手応えですが、驚くほど冷静に魚に対することが出来ました。

左岸側にダウンで浮いてきたその魚はやはり山女、見事な秋山女でした!

そしてネットイン!

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赤く染まり、鼻も曲がり始めた秋山女、雄38cmでした!!!

きっと一昨年だったら、あのポイントでは獲れなかったと思いますが、

思った通りのキャスト

100%信じられるミノー

そしてきっちりとフッキングさせて

落ち着いてやり取りして

慌てることなくネットイン。

難しいシチュエーションだっただけに、パーフェクトな釣りが出来ました!

そして、魚もパーフェクト!

美しすぎる一匹に時の経つのも忘れ、その秋山女に見入っていました…

本当に素晴らしい時間でした…


一昨年、昨年とかなり悔しい思いも何度も何度もして、

何も起こらない渓へ何度も何度も通いましたが、

本当にあの経験が実を結んだなぁと思えた瞬間でしたよ…(^^)/~~~



そのあと、あまりの強い流れに入魂前のロストが心配で、
この日封印していたMako Works謹製 stoic の入魂を某所にて挑むことに

しかし、魚を眺めていた時間が長かったせいか、30分ほどしか時間は残されておりませんwww

急ぎ足で渓へ。

すると入渓して10分。

流れの中の石裏の弛みから瀬に続くヒラキにクロスでキャストしたstoicを

スローに動かしてやると…

ドスン!

見事に岩魚を連れてきました~♪

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いきなりの尺岩魚♪

Mako氏の想定したアップの釣りではなかったものの、見事な魚で入魂
することが出来ました!

ここでタイムアップ!




この日はチェイス4回しかなかったものの、そのうちの3回をキッチリ仕留めることが出来、満足のいく釣りが出来ました。

残り20日を切った2013 Trout Seasonsですが、この感覚を忘れずに更なるレベルアップを目指していきたいと思ってます♪

まだ目標は果たしてませんから!

Fin♪