ドル円が160円に迫っております
ゴールデンウィークに行われた為替介入の水準に近づいてきました。
神田財務官は2か月前に行った為替介入について「かなり効果があった」とつい先日発言してましたが・・
果たしてそう言えるのか、僕は疑問です
もう一度160円を超えた場合、為替介入は実施されるのでしょうか
僕は、可能性は低いか、または為替介入があっても効果は小さいと思っております。
そして政府・日銀は(過度な変動でなければ)円安を容認すると考えています。
日銀は円安に歯止めをかけるため、7月に利上げするとも報道されてます。
円安の進行スピードを落とすため、小幅な利上げはあり得ると思います。
しかし利上げはせいぜい0.5%までが限界
本来、日銀は2%まで利上げをする必要がありますが、それは不可能です
・政府の利払いの増加
・日銀や金融機関の抱える日本国債の含み損
・株式市場や実体経済への影響
利上げの影響の大きさを考えれば、利上げの幅には限界があり、ゆっくりな円安であれば政府・日銀はそれは容認する、というのが僕の考えです。
多額の債務を抱える政府にとって、通貨の価値の下落は好都合ですから
よって国民は通貨の下落から資産を守るため、円を金などのコモディティや外貨に換えておく必要があると確信を持って考えております
ただし、これはまったくの個人の見解です。投資については自己責任でお願いいたします