ブルームバーグの記事によると、国内主要企業の利益は円安によって更に増える可能性があるとのことです。
主要企業の為替レートは平均で142.6円だそうです
NTTの想定レートなど138円です
通期平均で138円になるためには、下期に向けて120円台まで円高が進むということでしょうか
それだけ大きな円高になるには、アメリカで急激に景気が悪化し、大幅な利下げにならないと、そうはならないですが
さて現在のドル円は156円台ですので、国内主要企業は今のところ想定よりも円安で大きな利益を出す可能性があるということになります。
すなわち大企業は5%の賃上げを行っても、まだ利益を増やせる余力があるということです。
大企業とその従業員は、円安の恩恵を受けます
一方で、国内事業を展開する中小企業は円安による原材料高等に苦しみ、値上げもできないため大企業のような賃上げはできません。
中小企業とその従業員は、円安と物価高で苦しくなります
このように円安・インフレは格差を拡大するのです!
(何回かブログで書いてますが)
なお僕は残念ながら中小企業のサラリーマンです
政府や日銀はあてにならないので、自力で円安・インフレに対処するしかないようです・・