また円安が進んでいます
特に驚きはないのですが、月曜日の朝に152円台で買えたドルは、水曜日には155円台です。
為替介入の時に買っておいたドルは、もう含み益になりました
あまり喜べない含み益ですが・・
さて、世界の債務総額は増大を続けています。
紙幣は簡単に増発できるので、日本だけでなく多くの国々で紙幣を増発して債務を増やしています
結果として通貨の価値は減価し、価値が減価しない金は上がったように見えることになります
金が価値が上がっているのではなく、法定通貨の価値が下がっているのです
(ニュースでは、そうは言いませんが)
今は円安ドル高ですが、これはドルが高金利で支えられているためです
景気後退によりアメリカの金利が下がれば、過剰な債務のもとで発行されているドルの価値も大幅に下がるでしょう。
僕はいずれ「円安ドル安」になると思っています。
円も安いけど、ドルも安くなるという意味です。
相対的には、円とドルは金に対して安く、円安<ドル安<金高という関係になると思っています
法定通貨を尺度にすれば、金の価格は債務の増加に伴い上がります。
ただし、リーマンショックの時のように積みあがった債務が一気に崩壊すると、金も株も不動産も全部下がります
そうなっても耐えられるようにポートフォリオを管理しておくしかないですね