アメリカ・ケネディ大統領のお父さんの有名な逸話(作り話)
「靴磨きの少年」
ご存じない方はコチラをどうぞ↓
金融市場とまったく縁のないはずの靴磨きの少年が株の話題を口に出したことから、ケネディ・パパは株式市場の天井を感じ取り、持ち株を売却してその後の大暴落を逃れたという100年近い前のお話です
今日、80歳になる僕の母親が「NISAをやろうと思うんだけど」などと言い出したので、僕はこの「靴磨きの少年」を思い出しました
僕の母は株式投資の経験などゼロで、銀行預金以外の金融商品は日本興業銀行のワリコーや日本長期信用銀行のワリチョーしか購入したことがないはずです
若い方は何の事か分からないと思いますが、昔はそのようなモノがありました。
金融リテラシー・ゼロの僕の母が「NISAをやろうと思うんだけど」などと言い出すという事は、株式市場の天井も近いのかな? と思いました。
ちなみに母に対する僕の回答は「やる必要ない」で終わりです。
僕の母に限らず、CMの影響や会社の取引銀行からの営業のおかげで、僕の職場でも投資に遠いと思われる人たちがNISAの話をしております。
僕は会社や忘年会の席では、NISAの話題には一切参加しません
NISAを否定する気は全くないのですが、アメリカ経済のリセッション入りを予想している僕としては今からNISAで投資デビューすることはタイミングが悪いように感じております。
一方でアメリカがリセッション入りしてもFedが大幅な金融緩和に転じれば、資産価格がバブル的な上昇に(またはインフレ第二波に)なる可能性もあるので、必ずしもタイミングが悪いとも言い切れないかもしれません。
要は、市場の見通しが良くわからないので(母には「やる必要はない」と答えても)職場の人には何も言えない、といったところです
一言いうとすれば「投資は自己責任で」という事だけですね