昨日、日銀が金融緩和政策の修正を行い金融市場は揺れましたびっくり

 

 

黒田総裁の記者会見での発言について自分なりに考えてみたのですが、今回のYCCの修正を金融正常化への第一歩と考えるのはちょっと違うと判断しました。

 

今回のYCC修正は利上げではないか? と言われれば、「利上げでない」と答える黒田総裁の答弁はやや苦しいと思いますドクロ

 

ただ修正はあってもこれは金融緩和の継続であり、金融緩和からの脱却・正常化への第一歩につながるものではないと僕は思います。国債の買い入れは増額することとなっており、黒田総裁の発言どおり大規模緩和の継続とみるべきととらえましたうーん

 

大規模緩和継続という大きな方針の中での微調整であり、「長期で円安」という僕自身の通貨への見方は変わりません目

 

 

ただし、短期では米国の利上げ停止も近づいており円高方向です。今回のYCC修正前、僕個人は1ドル=125円を目標としておりましたが、今回の修正発表で120円割れもあり得るのかな?と考え直しました。

 

そして円安→円高→円安を繰り返し、5年後くらいには再び1ドル=150円方向に戻っていくと予想しております。

 

 

さてS&P500も12月は冴えない状況ですが、こちらもまだ下落相場が続いている中での10~11月の戻りだったのではないかと思っております。大きな流れはまだ変わっておらず、米国株の下落はもうしばらく続くだろうと僕は下目線でみておりますダウン

景気減速懸念から景気後退となっていく可能性が高いためです。

 

モルガン・スタンレーのウィルソン氏の2022年の相場観はズバリでした拍手 そのウィルソン氏も米国株の一段安を予測しております。

 

仮に米国株の下落に円高が加わると、米国株投資はかなりのパフォーマンス悪化もあり得ることになってしまいますので要注意でしょうゲッソリ 日本株の方が良いかも