政府がコロナの感染拡大に対して、2021年度予算の予備費から1兆4000億円ほど追加支出する方針であることがニュースで流れました。1兆4000億円のうち3回目のワクチン購入と治療薬の購入などで1兆円を見込んでいるそうですお札

 

 

さてファイザーのワクチンは効果の持続期間が公表されています。

2回目の接種から2カ月間の発症予防効果 96%

2回目の接種から4カ月後の発症予防効果 90%

2回目の接種から半年後の発症予防効果  84%

 

ファイザーの自己評価なので、効果の数値はやや高いみたいです。イギリスの研究チームによると3ヶ月で78%に効果が下がるという調査結果が出ています。

 

 

では1年後はどうなるのでしょうはてなマーク  これはまだ未知数のようです。1年経てば効果がある程度持続しているのか、落ちてくるのか分かるでしょう。

 

でも、ある程度効果が下がってきた段階で、感染防止の観点から4回目の接種が始まるのではないでしょうか?あるいは新たな変異株に対応するため新型ワクチンが開発され、新型ワクチンの接種がまた始まって・・・  ワクチンは今後、定期的に接種しなけれならないのかもしれません。

 

さてこの費用、いつまで国が負担するのでしょうか?

 

 

ワクチンを2回打つして1億5700万人分のワクチン購入費は7662億円、人件費・会場費・物流費などワクチン接種実施のための費用が5736億円、すでに計1兆3398億円が予算化されているので、1兆4000億円追加というとこれまでと同じ規模の予算が追加計上された訳です札束

 

 

これ、今後毎年定期的な接種が必要となったら、毎年1兆4000億円のワクチン予算をどうやって国は賄うのでしょうか?また国債増発?? 「国民はいつまでも無料」、とはできないと思いますがうーん

 

 

結局ツケは後からやってくるのであり、今は先送りをしているだけです。いずれは増税、大掛かりな債務整理、インフレなどで精算することになるのだと思います。僕はそのあたりを考慮に入れた投資が必要だと思っております。