10月12日マチネ  @シブゲキ


朗読&演劇コラボの極上文學。
シリーズ第九弾にして初めてナマ観劇してきました。
(今まで何作かネット配信で観たことはあったのですが...)
今回は森鴎外の高瀬舟と山椒大夫がていねいに重ねられ、読み上げられていました。








この先の公演期間がまだありますので、ざっくりとした大まかな感想を残しておきたいと思います。(キャストさん感想多めかも)

多少ネタばれと感じるところがあるかもしれませんので、これから観劇予定のかたはご注意ください注意





























マルチキャスティングで、たくさんの組合せがあるなかで私が観劇したのはこちらの皆さん  ↓



喜助、山椒大夫    村田充さん
庄兵衛                藤原祐規さん
厨子王、弟        椎名鯛造くん
安寿                    水石亜飛夢くん
林太郎                松田洋治さん










充さん、山椒大夫役はなんとなく観る前からイメージできて、実際も野蛮な大将的な声色と見た目のデカさがハマってました。
そしてそれ以上に!喜助役がとても素晴らしかったです。






喜助の第一声の儚い細々とした息づかいってゆうのかなぁ...
それが段々と、お役人の庄兵衛に『こいつには敵わない』と思わせる存在感になっていって。





ふっきーさんのスラッとしていて真面目で優しさもあわせ持っているような印象のお役人・庄兵衛もとてもカッコよかった。
舟の上でも、山椒大夫の山の中でも充さんとふっきーさんは対極な役のような絡みで、どちらも印象深かったです。












喜助の弟&厨子王の鯛造くん。
この弟繋がりを一人が担うことで今回の朗読劇をさらに深めて、まとめあげていたのかなぁと感じました。









厨子王の姉・安寿役の亜飛夢くんの声は女装にも違和感なく、しかもすごく聴きやすい滑舌と声でした。
林太郎役の松田さんと声質が似ているような...
松田さんはもう一役演じてる時と表情や身のこなしが全然違っていてさすがの一言です。








林太郎は鴎外の本名だそうで、台詞以外の部分を主に松田さんと亜飛夢くんで担っていて、高瀬舟の時の3人を回りからそっと包みこんでいるようにも、動きを見守っているようにも見えて、立ち位置等もとても考えられていたんだなぁ...
としみじみ思いだされます。












具現師と言われるみなさんが、要所要所で足りない役を補ったり場面を盛り上げる動きをしたり、さりげなくセットを動かしたり。
客席も色々と巻き込んでくださって楽しませていただきました。
メイクの意味にも途中で気がついてドキリとしました。(私の解釈で合っていれば...ですが。)













最後に、生ピアノ演奏の贅沢な響きがまた素晴らしかったです。
なかなか朗読劇とゆうくくりで生演奏は無いですよね~!
細部までこだわった素晴らしいステージを堪能しました。
急きょ観劇の機会が繋がったご縁に感謝。
ありがとうございましたキラキラ