敦 - 杏子プロデュース
「URASUJI 2015 綱渡り」@下北沢ザ・スズナリ

2/1マチネと2/7マチネを観てきました。







お芝居も歌もダンスも、殺陣も笑いも人情も、そして色気や下ネタも…と盛りだくさんなステージでした。
どうゆうジャンルになるのか…。時代劇の舞台ともミュージカルとも歌謡ショーとも言えるような、それがURASUJI らしさなのでしょうか。
メインキャストさん登場シーンのソロとか、感情に乗せた歌やダンスがたくさんあって、とっても楽しかったです。








ここからはネタバレあり注意で、自分なりに印象深いところの感想を残しておきたいと思います。
大希くん目線多め、思い違い勘違い等もあるかと思いますが、いつもの通りあたたかい目でご覧くださいませ。

























劇場の壁や天井と同じ黒い舞台セットで、ステージ左右に時代劇の町並みのような屋根つき建物が。片側が玄関のような引戸付き、もう片側がお店のように暖簾がかかってました。
中央奥手に四枚のふすまがあって、その奥には左右への廊下が。

このふすまが、時に障子になったり木の雨戸のようになったり、閉め切ったり開け放したりして場面を様々に変えてました。
小劇場の狭くぎゅうっとミニマムなステージなのに、どの場面もスムーズにスピーディーにそれぞれの場所に早変わりして素晴らしいなぁと思いました。









薄暗い照明の中、まずステージに流しのギター弾き(山田晃士さん)が現れてポロリンポロリンと爪弾きながら語り始めます。




時は徳川、五代将軍綱吉のころ。男子のお世継ぎ途絶え女将軍が誕生し、大奥も城下町も男女逆転。そのまま六代七代と、はからずも女将軍の時代が続いたとか…(とゆう感じの弾き語りひらめき電球)









するとパァッと明るくなってふすまが開き、七代将軍家継(まだぬいぐるみで遊ぶようなおかっぱの女の子設定。佐藤恭子さん)を中心に大奥の面々がずらっと登場。
一歩一歩厳かに横一列で前に進むと、後ろにも横一列、またその後ろにも横一列と続くキャストさんがた。
ドドーンドドーンと響く太鼓の音が『上様のおな~り~』とゆう感じでワクワクしましたよ!





出揃ったところでまずオープニングの一曲。
流れてきたのは「猟奇的なキスを私にして」(ゲスの極み乙女。)



めちゃめちゃギャップでいきなり楽しいキラキラ
後ろの列にいたちょっと派手で粋な着物のお兄さん方がすすすーっと前に出てきてポップでキュートに腰を振りながら歌い踊ります。

赤毛の混ざったロングウイッグをポニーテールにした大希くんも一番前で歌って踊ってましたドキドキ











場面が変わって吉原遊郭。
遊郭も男女逆転で先ほど前列で歌&ダンスしていたキュートな男太夫たちが客引きをしています。
裏の仕事人・裏筋メンバーの杏姐さん(あんず・杏子さん)と同心のおゆき(池田有希子さん)が訪れました。





次のターゲット、南紀長助(大希くん)を偵察に来たのです。
ひときわ美人の長助はNo.1太夫として弟分たちに慕われていました。
が、ウラでは悪どいやり口でライバルを蹴落とし、恨みをかってしまい今回始末されてしまうことに…。
(ここで若い子達に「兄さん」と呼ばれ、遊郭の偉いさん方とは悪巧みな顔でニヤリとしながら話してる姿が、ファンとしては新鮮でした。色っぽい悪役もトキメクラブラブ)








残る裏筋メンバー、カンジ(岩崎大さん)とヤス(森貞文則さん)にカンジが連れてきた新五郎(松田凌くん)が加わっての必殺仕事シーン。
派手な立ち回りに翻弄されながら始末されていく長助から何だか哀愁が漂ってくるようで、ここにもちゃんとひとつの物語があったなぁ…と感じました。











今作のURASUJIは逆転大奥の権力争いがテーマです。
亡き六代将軍の正室・天英院(深沢敦さん)と側室・月光院(西村直人さん)が月光院の娘、七代将軍家継の婿探しに躍起になっています。




先ほどの遊郭にも婿候補探しに大奥の使いとして絵島(俵木藤汰さん)が来ていました。
長助始末の立ち回り中に絵島に杏姐さんと新五郎の顔を見られたのをきっかけに、裏筋たちは大奥の争い事に巻き込まれていきます。
(ちなみに遊郭シーンのあとは大希くんは月光院派の奥女中として、中川浩行さんとペアで薄紫の上品な着物姿に黒髪を束ねて度々登場してましたよ。こちらでもダンスや薙刀の殺陣等キレイな物腰でした♪)













最後には天英院派と月光院派が手を組み、じゃまになった大奥仕えの古株・絵島と彼をかばった若く美しい新五郎をともに抹殺し、衆道の行く末の心中だと城下にさらし者にしてしまいました。
おふざけに二人の顔を白塗りにして、お捻りを置いて。



この辺の権力絡みの大悪党ぶりを見てたら、最初の長助くんなんて可愛いらしい小悪魔ちゃんですよ。
そうゆうのも含めて、ナイスなストーリー展開なんですよね~。












並べて置かれた二人の元に哀れんで近付き、集まっていた野次馬を追い払う同心おゆき。
子供のころからひとりぼっちで、でも世間に負けずに野良犬のように生きてきた新五郎に



「もう、吠えなくていいんだぜ…」


ゆっくり休んでいいんだよとゆうように、優しく声を掛けました。
すると新五郎が一瞬息を吹き返し、足元にあったお捻りをおゆきに渡して



「犬っころにこんなの必要ねぇよ。これで、おっさんの為に…」

と絵島の敵討ちを頼み、再び息絶えてしまいました。










私個人的には、ここのシーンが一番目頭が熱く込み上げてきました。
五代将軍綱吉を密かに慕い、綱吉亡きあとも徳川を絶やさぬように尽力してきた絵島の人生を知って、絵島の気持ちを思いやる新五郎。
口は悪いけど気持ちは真面目ないい子だなぁ…と。













そのあとはもちろん、裏筋たちの大奥伏魔殿での大仕事!



金の紙吹雪が舞うなかで、渋く歌いながらの大立ち回りがカッコいい。
カンジが着物の裾を帯に引っ掻けてキレイな太股あらわ、おゆきが着物の片袖を脱いでサラシ姿披露してるのも色っぽくていいキラキラ

















本当に皆さん芸達者で引き込まれ、笑って泣いて、あっという間にエンディングでした。
再びのURASUJI とのご縁に感謝キラキラ
ありがとうございました!








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