遅くなりましたが
池袋サイバーにてキノコ狩りしていただいた皆様
そして関係者各位の皆様
お疲れ様でしたでありがとでした。
いやはや新年初と言う事で
とても楽しくやらせていただきました
松永天馬氏とも久しぶりにお会いできて
嬉しかったです。
んで天馬氏と黒乃さんがやってた
サブカル少女?についてのトークタイム
楽屋袖とかで聞いてたんだけど
面白かったねえ
天馬氏の斜めから見る視点での
物事の捉え方とかが好きなので
もう少し深いとこも聞いてみたかったけど
黒乃さんのイベントだからね
主催者様よりのトークになるのは致し方ない
んでもまあとても興味深く聞いておったのだけども
なんか自分にとっての「サブカル」「サブカルチャー」て
なんだろかいのお?と思考が発展してしまい
うむむーってなっちゃったんだけれども
自分に置き換えてみたらまず生きる為にはまったく必要ない
無駄な知識欲と言う奴なんだけども
私は思春期がバンドブーム直撃世代でして
いわゆるホコ天ブームなどが世間を圧巻している最中
学生と言うモラトリアムな期間を過ごしていたので
夢中にならざるを得ないと言うほど夢中になりまして
口癖は「大人にはなりたくない」と言う
今そんな奴に出会ったらぶん殴りたい気持ちになるような
所謂恥ずかしい少年でありました。
私の地元は当時インディーズ御三家のと言われたバンドのひとつ
ラフィンノーズのベーシストPONさんの出身地が近い事もあり
非常にパンクと言われるものが盛り上がっていまして
そこら中にCOBRAとラフィンのコピーバンドが転がっており
練習スタジオに行けばどの部屋からも
「なにメンチきっとんねーん」と聞こえる始末でした(ラフィン好きだけ分かってください)
(ちなみに僕の家の近所には日本が誇るハードコアバンドS.O.Bの
メンバーさんが住んでいました 私の地元は畑がならぶのどかな地域ですが
そこを闊歩する鋲ジャンパンクスの姿は子供ながらにカオスを感じましたw)
まあそんな時代でしたので「サブ」カルチャーと言われても
あまりピンとこない世代だと思うんですよね、我々の世代って
たまがオリコン一位になる時代ですから
サブじゃなくてメインカルチャーだったんだよねえ
あの時代皆それがかっこいいと信じて疑ってなかったんだよなあ
カルチャーを作ろうとして生まれてしまった産物がサブカルチャーなんであって
誰も「サブ」になんてなろうとしてなかった気がするなあ
サブカルはなんかサブカルを作りたい人達が作っちゃったて感じするけど。
だから天馬氏が言ってたサブカルってのはモテ用語になってしまったての
すげく同感だなあ
私の時代でもバンドブームと言えど
サブカル、オタク といった人種はモテなかった
悲しいほどにモテなかった
私の場合で言うと
電グルのオールナイトニッポンや大槻ケンヂのセニョールセニョリータ
はたまた餃子大王のラジオにハガキを送る事を生業とし
劇団健康における吐き気をもよおす歌をくちづさみながら
(♪ぶんがーぶんがーぶんがーぶんがーあいにゅいにょいにゃいにょいにゃいにょー)
毎日のように貸しCD屋に足を運び
まったく意味もわかっていないくせに
わざとブックカバーをはずした坂口安吾著「白痴」を休み時間に読んでみたり
下敷きはサムライトルーパー、缶ペンケースはジリオン
まさにキモい奴一直線ではあるが
その時の松岡少年はそれが最高だと信じて疑っていなかったのだ
だがしかしモテるのは学園における最大勢力
「不良」が営む暴威(あえて漢字な)などのコピーバンド軍団であり
大半の人間にとってはバンドブームなど流行のひとつに過ぎず
たけしの元気がでるテレビでダンス甲子園が始まる頃には
我々はよりいっそう日陰者としての青春を余儀なくされてしまうのであった。
(ちなみに派生としてCOMPLEXのコピーバンドはモテたがDe-LAXのコピーバンドは
モテていなかった何故だ!?)
しかーし現在は違う
サブカル オタク はモテるのだ
受け入れてくれる女子が増えたのだ!(男子目線で申し訳ない)
そしてそこに生きる男女に美男美女も増えたのだ!
我々の世代にいたってはやはりオタクと言うと当たり前のように
さえない残念なルックスの方が男女共に多かったし
キモいとしか言えない存在であったのだが
今では男女の共通の趣味としてまでも成り上がった
オタク趣味でありサブカルに対して
わたしはハッキリ言わせてもらおう
うらやましい・・・と!
(そういえば予断ばっかで申し訳ないが某苺楽団のスペシャル男前ベース弾きに
キリヒラさんと言う男がいるが彼は超絶男前にもかかわらず
サムライトルーパーに心酔し本来ならば光り輝くハンサム学生生活を無駄にした
愛すべき男である事をここに記す)
自分自身の話でとりとめもなくなってきたが
テーマは現代のサブカル少女であったのねスマン
なんだろね結局今も昔も精神性のとこに話がいっちゃうんだろけど
私個人的にはつまるところ
思春期だとかそんな時には破滅願望だったりヒロイン願望だったりが
少なからずあるわけじゃないですか
「死にたい」っていってみたりさ
でも大多数は普通が当たり前なわけですよ
アイデンティティて言うみうらじゅんさんの漫画(映画も最高よ)で
ぼくには不幸が無い事が最大の不幸だみたいな(うろ覚えスマヌ)台詞があるけど
まさにそれな訳で
何者でもないけど何者かになりたいってのは少年少女における
誰もが通らなければいけない通過儀礼みたいなもんで
そこにインターネットなんかでわかりやすくなった
サブカルとかオタク文化が上手い事はまったんじゃないかあ
擬似的に可哀想な自分を演出したりさ
今ならインターネットあれば簡単になれるもんね
普段の自分と違う自分を演出できるツールとして
わかりやすいのがサブカルであり
そこで自分と言うものを構築してるのが現代のサブカル少女達なのかしら?
ってここまで考えて
やっぱり少女って夢見がちで
死にたがりで
変わってるって言われたくて
甘いものが好きで
壊れやすくって
でも強くって
なんかいいなあって思いました。
んで自分にとって何が一番
愛すべきサブカルチャーと呼べるのかを
ひとしきり考えて
コレしかないと思いました
↓

と言うわけでこれ聴こうと思います
SKB社長はサブカルチャーの至宝です神様です


次は1月23日池袋チョップドームでキノコ狩りだおー
暇じゃなくてもきてねー。

むーむーくんと写真とったがくらかったん