「 魔王から君を守れ!!! 」第三章- 金色の瞳 - 2 | RandDUの憂鬱

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RAP、ブログ担当・帝王とシンガー担当・シンガー佐藤の二人は・・・オタクヒップホップユニット「 RandDU 」

ユートピアを目指し 日々歌っています!!!

・・・。



・・・パソコンとかれこれ 二時間くらい見合っている。



そして 物凄く・・・ハハハ・・・興奮している。



やっと・・・探していた動画を見つけたからだ。



その動画の内容は・・・凄まじい内容だった。


手錠で拘束された下着姿の女性と「 M 」に×マークの覆面男二人・・・。


キャストはたった三人・・・凄まじい内容とは 行動や映像ではない。



彼女が淡々と語る世界のタブー・・・フフフ。


そう・・・やっと見つけた気がして 俺は笑いを堪えられなかった。



・・・やっと見つけたのかもしれない。



同士をな・・・ハハハハ。



今日はここまでにしよう・・・。



明日も学校だからな・・・まだ遅刻するわけにゃ いかない。


フフフ・・・。


鈴木・・・か。


最高だぜ・・・。



・・・。



「 神谷君も行く? 」



授業が終わり ノートを見直していると 俺は声をかけられた。



何だっけ・・・名前知らないな。



「 岡部君達も行くんだけど 神谷君もどうかな? 」



俺は愛想よく 彼女に聞いた。


「 どこに行くのかな?今日ちょっと時間に限りがあってさ 」



「 あっ そうなんだ・・・じゃあ 無理かなぁ 」



・・・質問の答えになっていないぞ。



「 何?ボーリングでも行くのかな? 」



すると彼女は「 正解! 」と嬉しそうに言った。



ボーリングもカラオケも苦手だ・・・断ろう。


「 ・・・ごめん。これで行けそうにないや 」



俺は申し訳なさそうに左手の薬指を出した。


巻かれてる包帯を見て 彼女は心配そうに見る。



「 あちゃちゃ・・・これじゃだめだねぇ 」


「 うん・・・今日病院に行くんだ 」



我ながら 完璧な断り方だった・・・嘘だけど。



彼女や岡部という男たちは揃って 教室から出て行った。



・・・一息つき 教室を見渡すと数人しかいなかった。



クラスの大半が彼女たちと遊びに行ったんだと察した。



行けば良かったか・・・くぅ・・・。



でも 今日は仕方ない。



三時間後には雨宮と会い 例の動画で盛り上がっているだろう。



2ヶ月前までは同じ教室にいたというのに・・・久しく雨宮に会ってない気がした。



あいつは上手く高校に溶け込めただろうか・・・無駄な心配だと願う。



まだ時間はある・・・出だしから授業に遅れぬよう 復習しようか。



・・・あっ。


そんな俺は・・・とある女子が教室に入ってくるのに気がついた。



そう・・・金色の瞳だ。



顔立ちや髪の毛は日本人だと思う・・・その分 余計に金色の瞳が目立つ。


ハーフではなさそうだ・・・。


金色の瞳の美少女・・・どこかのアニメに出てきそうな子である。



男子にモテモテで もう彼氏がいても不思議ではなさそうな彼女は・・・俺が知る限り いつも一人だった。


誰かと話す仕草さえ 1日中ない・・・。



近寄り難いのか・・・クラスでも 良い意味で一人だ。



きっと 誰も同情はしない孤独・・・いわゆる そう 一匹狼という類いか。


・・・ここにいるって事は 連中と遊びに行かなかったのか。


俺以外は部活や委員会で行けなかった人達ばかりだった・・・次第に用事で教室から出ていく。



まずい・・・二人っきりになる・・・。



と意識する必要はない。



下心で 美少女に絡めば きっと痛い目を見る・・・。



・・・数十分後。



案の定・・・俺と金色の瞳は二人っきりになってしまった。


しかも 隣の席・・・。



さすがに手も止まりそうになる・・・。



慣れていないわけじゃない。


女性や美少女 云々じゃなく・・・人と二人っきりの空間が苦手なのだ。



ましてや この広い教室に 二人並んでいる。


息苦しい・・・。



・・・眠くなってきたな。



中学の頃とは段違いに違う勉強のせいか・・・はたまた 昨夜 夜更かししたからか。



・・・眠い。


俺は机に身体を預け 眠ってしまった。



浅い睡眠だったと思うが 夢を見るには充分な眠りだった。


・・・。



「 ・・・この世界は今 あの方を中心に存在しています。あの方はあの方・・・解りますね? 」



・・・先生。


何故・・・名前で呼んではいけないのですか?



「 神谷さん。世界法律で決まっているからです。世界法律とは その文字通り 国を問わず 守らなければいけない法律です・・・解りますね? 」



はい。解ります・・・皆が 守らないといけない法律ですね。


「 なら 法律とは何でしょう? 」



ルール・・・決められた事・・・義務・・・破っちゃいけない事・・・です。


「 あの方がいる場所では 何もかもが無法になります。そして 警察の介入も絶対認められません。あの方を侮辱し 反逆 または否定的な人間は法を破ったと見なし 死刑になる可能性が非常に高いです。そして その罪人の遺族も対象となり 罪を償います。あの方が法律であり・・・世界なのです。解りますね? 」



・・・解らねぇよ。



・・・くっ!!!



「 肩が痛くないですか?楽になる為には 理解をしてください 」



痛い・・・痛・・・い・・・!!!



「 もう一度聞きますよ?神谷さん・・・解りますね? 」



・・・解ります・・・。




・・・。



「 解らねぇよ!!! 」



俺は夢から覚め 叫んでいた・・・現実で。


はぁ・・・はぁ・・・んっ?


「 あっ・・・ 」



俺は視線を感じ 横を向いた・・・まさか・・・。



「 大丈夫ですか?魘されてましたけど・・・ 」



また見とれてしまう・・・俺は金色の瞳に。