いよいよ牝馬も桜花賞へ向けて、
クラシックロードが始まります。

今週は、そのステップレースの第1弾、
クイーンSが行われます。

以前はこのクイーンS、桜花賞では
全然いらないレースでしたが、2006年
以降は馬券になるレースになっています。

というのも、重要なレースの「菜の花賞」が
2005年までは1200Mだったのですが、
06年に1600Mに変更されたからです。

それは、桜花賞はいかに1600Mの実績が
必要かという裏返しでもありますね。


<クイーンSのキーワード>

A 前2走で1200Mを走っていない。

B 生産者は社台系であること。


以上、2点が大事なポイントです。
牝馬路線では社台は他に絶対譲らない
と思います。
(別にこのレースに限らずです)

このレースはステップレースですので、
優先出走権はありません。

よって、ここに出走する馬たちは賞金獲得
上位で桜花賞に出るつもりの馬たちです。

すでにここに出走する前時点で、桜花賞
に出走するのに十分な賞金獲得馬もいます。

しかし、たぶん大丈夫だろう組(900万くらい)
は、上積みを狙って、このレースを頑張る
しかないのです。

ということで、軸馬はAとBをクリアした馬で、
もっとも獲得賞金の高い馬、必然的に人気
の高い馬になります。

クラシックレースを見るには、社台系の馬は
どの馬なのか、常に注意が必要です。
社台中心に馬社会はまわっているので、
仕方ないですね。力関係は理屈ではありません。


ということで、G1のある週の土曜日に、
何故2つも重賞をやる必要があるのか、
まったくわからない、