何でバックの中に
昨日、模擬調停の打合せで、渋谷道玄坂上にある東京都行政書士会の合同センターに行きました。
センターは、隣のビルとつながっている構造で、ビルの裏側にある扉を開けて、1階に設置されている郵便ボックスを確認しています。
なぜか、その扉の鍵が行方不明になっていて、みんなで探しているのだそうです。
間が悪いことに、ちょうどセンターが渋谷寄りの別のビルに移ることに決まったので、鍵がみつからないと、隣のビルの鍵を全部交換しなければならないのです。
家に帰り、バックをなにげなく開けると、なんと、みんなで探しているまさにその鍵が入っていました。
慌てて、夜10時過ぎでしたが、ADRセンター長の携帯に報告をしました。
センター長もホッとした様子で、探しているADRセンターのメンバーにネットの回覧板を使ってすぐに知らせるように、との指示がありました。
どうも、3/20(土)センターで電話を受ける当番をしたのですが、そのときにバックに入れたまま持ち帰ってしまったようです。
そんなこととはつゆ知らず、誰が何のために鍵をもっていくのかわからない、と他人ごとのように話していた自分が恥ずかしくてなりません。
鍵には、簡単なものから決してコピーできない精巧なものまでいろいろな種類があります。
鍵の専門家は、時間をかければ、どんな鍵でも開けられるそうですが、その場面をあまり見せてくれないそうです。
しかし、実務では、ついている錠を壊して交換しますから、よほどのことがないと専門家のそのような出番はありません。
ですから、専門家が指摘する防犯上のポイントは、壊されにくい錠にすることのようです。
それにしても、鍵の大切さを知っていて注意していたはずなのに、その鍵のことで迷惑をかけてしまったことは、猛反省しなければなりません。