突然の電話

大田区マンション管理士協議会の会員は、日本マンション管理士会連合会に所属していて、なおかつ住所か勤務先が大田区にあるマンション管理士です。

日管連には、首都圏マンション管理士会と東京都マンション管理士会が加盟していますから、そのどちらかの会員ということになります。

条件を満たした15名の会員で構成されていましたが、そのうちの1名から退会の申出が昨夜ありました。


退会の理由は、業務多忙になるので、会員活動ができなくなるから、ということです。

マンション管理士を兼務としているサラリーマンの会員がほとんどですから、なかなか出席率がおもわしくないのが実態です。

しかし、もともと、大田区に協力して、地域のマンション管理士を認知してもらおう、という趣旨で会を設立したのですから、営業面を出さないで、時間をかけて緩やかな連携ということを心がけています。

ですから、総会や無料相談会などへの出席を強制したりしたこともありませんし、会費も徴収していません。

参加した会員たちが、集会場の費用などは、人数割で均等に負担しているのです。


サラリーマンのときの経験でも、辞めたいという人をお願いしたりして慰留しても、結局は、時間の問題だけにしかすぎません。

まして、まったくお互いに利害関係もないのですから、ご本人の意思を尊重するしかありません。

そこで、朝一番に、理事長に報告して、素早く承認をもらってから、直ちに、ご本人を含めての全会員に退会通知を流しました。

一人ひとりの個別性を大事にする、可能なかぎり制約の少ない大人の集まりを目指しているからです。