以前、初詣は恵方に参拝するという話をしました。
吉方位というと、いろいろな考え方がありますので、説明したいと思います。
まず恵方は、その年の歳徳神がいる方位で全部で4方位です。
10年で一巡しますので、西暦の下1桁でどの方位が恵方なのがすぐ分かります。
この10年というのは干支(十干十二支)の干の事で10種類あります。
詳しくは次回書きます。
具体的には下記のようになります。
甲 寅卯の間、甲の方位 (東)
乙 申酉の間、庚の方位 (西)
丙 巳午の間、丙の方位 (南)
丁 亥子の間、壬の方位 (北)
戊 巳午の間、丙の方位 (南)
己 寅卯の間、甲の方位 (東)
庚 申酉の間、庚の方位 (西)
辛 巳午の間、丙の方位 (南)
壬 亥子の間、壬の方位 (北)
癸 巳午の間、丙の方位 (南)
()の方位は大体の方角
10年で一巡するのですが、4方位ですので、2つ余ります。
北と南が1つずつ多くなっています。
恵方は歳徳神がいる方位と書きましたが、
歳徳神以外にも様々な吉の神様、凶の神様などがいます。
吉方位という場合、吉の神様がいる方位をまとめて表しているのですが、
気学や風水などでも同様に吉方位というのを出すことが出来ます。
生まれ年から出す、九星(一白水星〜九紫火星)と暦の相性から吉凶を出します。
これは、毎年、九星によっても違います。
様々な占いや流派などで差異があります。
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