有吉佐和子の「悪女について」を読み終えました。
一度ざっと読んで・・・どうにも分かりづらく、もう一度ざざっと読みました。
この本は、昔 テレビで見たのです。
主人公の公子を、大好きな影万理江が演じていました。
真っ赤なロングドレスを纏った主人公の公子が、高層ビルの窓から
空へ向かってフワりと飛び立つシーンが、今でも目に焼き付いています。
殺されたのか?飛び降りたのか?
貧しい可憐な少女が、莫大な富を築いた末の転落死。
彼女に関わった27人の証言があまりにも食い違っていて・・・
読み直してもそれでも分からないのだけれど、
次男の証言が公子の死を正しく語っているように思い
やっと読み終えた気になりました。
「ママは空の雲があまりにも美しかったので、そこへ行きたかったんだ。
ママは自分が死んだ事も知らないんじゃないかな?」
日曜日に、あっ君にガブリっ!と噛まれました。
あっ君の為に弁明しておきますが、
私を好きで好きで 噛まずにはおられなかったのだと思っています。
もの凄い衝撃が有って、4箇所血が出ていました。
日曜日だったので、明くる月曜日に病院へ行きました。
すぐに手当てをしなかったので、熱を持ち赤く腫れてしまいました。
お蔭で、本に集中出来たと言う物です。