我家の近くに 閻魔大王というか 不動明王というか 仁王様というか
とにかくそんな感じのおじさんがおられます。
以前にその人の話を書いたことがあるかもしれません・・・
雨の日も雪の日も この近所をグルグルまわって長時間 ポケットに手をつっこんで立っていられるのです。
とても怖い顔で ジロリとみつめられるとちょっとタジタジとしてしまいます。
かみさんは別に悪い事はしていないはずなので・・・
勇気を出して「おはようございます」とか言ってみますと、
或る時はシカトされたり 気が向けばコクンとうなずいてもらえる事もあります。 ^^v
怖いけれど頼もしくて、閻魔さんの姿がある限り 安心していられるのです。
で、その閻魔さんなのですけれど 例の捨て猫とすでに顔見知りでした。
こっそり餌をやりに行ったとき 閻魔さんに見られてしまい、
「可哀想ですよね?」 と必死で同意を得ようとしましたら
「5日くらいなるかな? 目が見えないんだよ。」
驚いたことに捨て猫の話をする閻魔さんはと~っても優しく、
猫も閻魔さんにまつわり付いて甘えるのです。
そして、誰が置いたのか 木の陰にダンボールの箱と中には布きれまで入っていて。
よかった!♪
どうか頑張ってこの冬を越しておくれ と祈るばかりです。