昨日のブログで仙台のつかさ屋さんというスーパーの独自の対応について簡単に触れましたが、
もう少し現状の宮城県の食肉事情について詳しい話をしたいと思います。

まずご家庭に牛肉が届くまでの流れから説明させていただきますが、野菜や魚と同じように
牛肉も市場でセリにかけられるところから流通がスタートします。

生産者が市場に牛を運んできて屠畜をし、購入者はその牛肉の肉質を確かめた後
セリによって価格が決まるわけです。

そしてその後、うちの会社のような食肉カット工場での処理後、

スーパーなどに納められて各ご家庭に届けられるという流れになります。

そして、ここでお知らせしたい事は、7/20現在、仙台市場では牛のセリ自体を中断しているという事です。

つまり、汚染の可能性のある牛が今後仙台市場から出荷される事はありません。

ただ、やはり既に出荷済の牛肉もあるわけですが、それは各スーパーなどでどういう対応をするかに
依存する話になってきます。

少なくともつかさ屋さんでは検査を行うなどの対応をしているので、

こういったお店でお肉を購入すれば安心して食事ができるのかなと思います。

国や県には早期対応、早期解決を望みますが、まずスタートは現状を知る事から。

そして、そこからどう対処していけばいいかを考える事が大事な事じゃないかと思います。

本件、けっこうSensitiveな問題なので掲載するか迷いましたが、情報共有のため掲載しました。

安全性についての情報が得られ次第、また報告します。