N256 : 京急蒲田駅付近連続立体交差事業の全区間高架化が10月に完了予定 | 一日一鉄 ~ほーぷの鉄道ニュース~

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日本全国全鉄道路線(JR・私鉄両方)を完乗した経験を元に、鉄道業界に関して戯言をぶちまけていくブログです。現在は日々の鉄道ニュースへのコメントがメインですが、そのうち乗り鉄記録を整理して載せていくかも知れません。

 京浜急行電鉄では、東京都の都市計画事業として2000(平成12)年12月に事業着手している「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」の進捗に伴ない、事業区間である京急本線平和島―六郷土手間と空港線京急蒲田―大鳥居間において、10月21日(日)始発から下り線を高架化する(荒天等の理由により工事が実施できない場合は10月28日(日)から)。これにより全事業区間の上下線高架化が完了する。

N247 : 名物踏切「一ツ家踏切」「御田踏切」「神宮前1号踏切」が同日に閉鎖でも取り上げましたように、鉄道路線の立体交差が進んでいますが、京浜急行電鉄でも高架化の流れが進んでおり、今回の記事に書かれていますように京急蒲田駅付近の高架化工事も今年の10月で完了となる予定となっています。

京急蒲田駅付近といえば、幹線道路にある2つの踏切のせいで慢性的な渋滞が発生していることでかなり有名でした。
それが、京急本線にある環八通り(都道311号線)の京急蒲田第5踏切と、京急空港線にある第一京浜(国道15号線)の京急蒲田(空)第1踏切です。
後者は箱根駅伝の際に渡る必要がある踏切となっていますが、この踏切が障害とならないようランナーが通過する時間を想定して京急がダイヤ変更をしているのでも有名です。

今回の工事により、両踏切とも高架化されることになるため、慢性的な渋滞が解消されることが期待されています。
既に京急蒲田第5踏切は高架化されており、効果が出ているものと思われます。

右上にあるのが京急蒲田(空)第1踏切、左下にあるのが京急蒲田第5踏切

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