N251 : JR京葉線で普通列車が越中島駅・潮見駅を通過…快速列車と勘違い | 一日一鉄 ~ほーぷの鉄道ニュース~

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日本全国全鉄道路線(JR・私鉄両方)を完乗した経験を元に、鉄道業界に関して戯言をぶちまけていくブログです。現在は日々の鉄道ニュースへのコメントがメインですが、そのうち乗り鉄記録を整理して載せていくかも知れません。

 JR京葉線で12日午後10時50分ごろ、普通電車が停車すべき越中島、潮見の2駅(東京都江東区)を誤って通過するトラブルがあった。運転士と車掌がともに、快速電車と勘違いしていたという。

JR京葉線で各駅停車の列車なのにもかかわらず、快速通過駅である越中島駅と潮見駅を通過してしまったトラブルがありました。

原因は風速計の不具合によるダイヤの乱れのようです。
多分、本来快速列車を運行する予定だった運転士と車掌が、急遽各駅停車を運行することになったため、勘違いを起こしてしまったのではないかと推測されます。

いくらダイヤが乱れていたとはいえ、運転士も車掌も勘違いを起こしており、かつアラートがあがらなかったら、こんなの防ぎようが無いですよね…。

通常は運転手携行時刻表と懐中時計を睨めっこしながら時刻通りに運行していくものと思われますが、今回のようにダイヤが乱れた場合はダイヤを管理している指令室から出る指令にもとづいて運行していくことになると想像しています。
しかし、この指令が各駅で出るわけではないでしょうし、ダイヤが乱れている場合はどこかに混乱が生じているので、思うように伝わらないケースもあるかと思います。

このようにマニュアル運用上避けることが出来ないのであれば、システム的にこのようなトラブルが防止できる改善策を考えるほかないと感じています。
改善策になるかわかりませんが、紙の運転手携行時刻表をデジタル化して各列車に送信することが出来れば、緊急時に指令室から切り替えることも出来るのではないかと思いますが…。