007 なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本(紀ノ右京)【5.0】
なるほど! 「孫子の兵法」がイチからわかる本
posted with amazlet at 09.01.04
現代ビジネス兵法研究会
すばる舎
売り上げランキング: 254344
すばる舎
売り上げランキング: 254344
●勝利を手にする五つの心得
1.動く時期は適切か「タイミング」の重要性
2.社員たちは適材適所か「組織構成」の重要性
3.上下の心は通じ合っているか「意思疎通」の重要性
4.準備は万端か「用意周到」の重要性
5.一度任せたなら口出ししない「現場主義」の重要性
○兵を為すの事は、敵の意を順詳するに在り
相手の立場に立って意図や出方を先読みする事が重要となる。
特に交渉や商談などでは、相手の情報・意図・出方を考えておいて
交渉を進めると自分が主導権を握る事ができる。
その結果商談が成立する確立が大幅にアップする。
○先ず勝つべからざるを為す
まずは「負けない」体制を作る事が重要となる。
攻め一辺倒でも守りが弱く、守りだけの慎重さ重視でも
攻めが弱ければ組織を運営していく事は難しい。
理想は攻めと守りのバランスが取れた負けない組織
☆軍事は利たり
孫子は「機先を制すること」の重要性を説いておりビジネスでも同じ。
全軍を挙げて有利な地を敵より先に占めようとすると
大軍では身動きが鈍くうまくいかない。
そこで一部の部隊で有利な地へ乗り込もうとすると
輸送部隊を失う事になる。
そのバランスがやはり重要!!
※孫子の兵法書は13編からなっているが
本書は順番に解説するのではなく、ビジネスで使える部分に
ポイントに絞って丁寧に説明している。
前半の「確実な情報を入手し情勢を先読みする」と
「機先を制して交渉を有利に進める」は現代の世界でも十分役に立つ
情報ばかりであったが、後半の人心把握術などの話はベースが
組織対組織が前提となっているので、個人事業として
これからやった行く私としては少し物足りない部分もあった。
全体としてはわかりやすく孫子の兵法書を解説してあり
これからもう少し本格的な本で勉強してみたいと
おもわせる良本だと思われる。
上記の理由から【5.0】としました。
