本当に、ただ右腕が痛いので、やりたくないだけだったりする。
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ザワザワ。
「…おいおい、あのおっさんもうライフポイントほとんどないぜ…」
ギャラリーが、私を見て、ざわついている。
『私のターン、ドロー』
私は、デッキから、一枚のカードを引き抜く。
『よしっ…、私は、“おネェちゃん”を召喚』
私の前に、実体化した“おネェちゃん”。
「そんな雑魚を呼び出して、どうするつもりだ」
対戦相手が、上から目線で私に言う。
『まだまだ、これからです』
私は、手札の一枚を選んだ。
「ん、何?」
『私は、フィールド魔法“BGM Ver.LOVEソング”発動』
どこからともなく聴き覚えのある歌が流れ出す。
『更に、装備魔法“激励叱咤”を“おネェちゃん”に装備』
“おネェちゃん”の冷たい表情が、やわらかくなった。
『そして、“激励叱咤”を装備した“おネェちゃん”の効果で、私のライフポイントは、500P回復』
私の身体の痛みが和らいできた。そして、“おネェちゃん”は、私の腕を抱え込む。
「それで、私に勝てるのか?」
まだ上から目線の対戦相手。
『まだ終わってはいません。更に、フィールド魔法”BGM Ver.LOVEソング”の効果で、“激励叱咤”を装備した“おネェちゃん”の召喚に成功している場合、私のライフポイントは2000P回復。そして、“おネェちゃん”の攻撃力、守備力は、2000Pアップ』
私の身体が光始める。
「何?」
慌てだす対戦相手。
『私は、カードを2枚伏せて、ターン終了』
私は、勝利を確信した。
「勝ったつもりか。では、俺のターン、ドロー」
ドローしたカードを手札に加えた。
「“キャバクラ嬢”で、“おネェちゃん”を攻撃」
“キャバクラ嬢”は、目を吊り上げ、迫ってくる。
『マジックカード“口説く”を発動。マジックカード“口説く”の効果により、“おネェちゃん”の特殊効果“本当の愛”が発動』
“キャバクラ嬢”の平手打ちが、“おネェちゃん”にヒット。
ものすごい爆発音と閃光。
立ち込める煙。
その煙が、徐々に薄れていく。
「ふん、終わったな」
ほくそえむ対戦相手。
しかし、そこには、無傷の私、“おネェちゃん”がいた。
「何?」
そして、そこには、モジモジしている“キャバクラ嬢”がいた。
『驚いたようだね。さっきの爆発は、特殊効果“本当の愛”で、“キャバクラ嬢”の心の壁が炸裂したものです』
私は、“キャバクラ嬢”に手を差し伸べた。
「何をしている。まだ私のターンだ」
手札の一枚を掴んだそのとき。
『遅かったね。私は、場に伏せたマジックカード“バカップル”を発動している。特殊効果“本当の愛”発動時、使用でき、発動時、相手の攻撃は、無効になり、相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーが受ける。“キャバクラ嬢”の攻撃力は3000P。つまりあなたは、3000Pのダメージを受ける』
対戦相手のライフポイントが“0”に。
「そ、そんな…」
膝まづく対戦相手。
『終わった』
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“遊戯王”観てたら、思いついたネタ。
全くルールとか知らないけど、雰囲気だけ…。