ZZZzzzzzz…。
『…んっ、またイスに座ったまま寝てるし、って、今何時だぁ?』
『え~とね。2時だよ。』
『2時かぁ…、しかし、リアルな夢だったなぁ…』
『どんな夢?』
『無茶苦茶かわいいお姉ちゃんが、なぜかこの部屋にいて、ハグしてもらった。ありえない夢だなぁ…』
『どーせ私は、かわいくないわよ』
『…んっ、あれっ、さっきから、俺って、誰かと会話してるぞ』
振り返って見ると、さっきまで、夢の中にいたお姉ちゃんが、目の前にいる。
『まだ、俺って、寝てるのか?』
『夢じゃないよ。私は、本当にいるよ』
そして、お姉ちゃんは、私をまたハグしてきた。
・
・
・
ありえないありえない妄想。
なんて、妄想を繰り広げてる場合ではないのである。
6月の支払い分で、通帳にマイナスが、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ、また借金が膨らんだにょぉぉぉぉぉ……。
収入と支出のバランスを考えろぉぉぉぉぉ。ははははは……。
どうなのよぉ。
で、家に帰ると、落ち込んで、寂しくなり、また妄想が膨らむ。