NHK BSプレミアム 「ヒューマニエンス」
2021年7月8日 にて、
大阪大学の萩原圭祐特任教授が行った
「がんの食事療法」
が紹介されました。
進行癌(ステージ4)患者37人に
抗癌剤投与とケトン食を行い
(1日の糖質10~30g)
5年間経過観察した結果、
37人中3人で癌が消滅。
7人で癌が縮小しました。
癌細胞がブドウ糖を利用できなくなり
消滅したと考えられます。
この結果は信じられないほど良い結果です。
通常は睡眠中に
血中ブドウ糖濃度は低下し
ケトン体が上昇します。
年齢が高くなると
ケトン体の上昇が少なくなる
という観察事実の紹介もあり、
年齢が上がるとケトン体が減少する
ので発癌しやすくなるのではないか
という同教授の仮説も紹介されました。
我が家の食事と同じでした。
米飯・パン・麺類・パスタなしの
「おかずのみ」です。
番組では、ケトン食を継続するには
余程の精神力のある人や
ストイックな人でないと続かず、
その理由としては糖質への欲求が
どうしてもあるからだと。
アセトン、アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸
をケトン体といいます。
肝細胞、脳アストロサイト、
腎臓、小腸粘膜上皮で
脂肪酸から作ります。
ケトン体は脳細胞のエネルギー源になります。
がん治療よりも以前から、
難治性てんかん治療として
脂質エネルギー比率75~80%の
ケトン食が実施されていました。
アルツハイマー型認知症では
脳内でのブドウ糖利用が低下しているので
ケトン体が主なエネルギー源になっています。
順天堂大学大学院 白澤卓二教授によれば、
ケトン体利用が増えると
認知機能が上昇するそうです。
さらに、3-ヒドロキシ酪酸は、
炎症反応を誘導する蛋白質複合体である
インフラマソームの一部である
NLRP3を直接阻害して
炎症を抑制する作用も。
がんや認知症を予防し
炎症の暴走を防ぐためには
少しでもケトン体を増やす食生活を。
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