玉ねぎとにんじん
しょうがとニンニク
料理を作る際、
基礎になる食材です。
しょうがには体に良い成分が
たくさん含まれています。
洋の東西を問わず
古くから薬として
使われてきました。
医療用漢方の7割に
使用されています。
しょうがの食べ方ですが、
皮をむかず、使用してください。
有効成分ジンゲロールは
皮付近に多く含まれます。
皮を取り除くともったいない話。
(にんじんも皮をむかないでください。
にんじんの皮は収穫の際に
むけていて、あるのは薄皮です。
ピーラーで皮をむくと
栄養素の40%を捨てることになります。
からだの中でビタミンAになる
β-カロテンを捨ててしまう
ことになります。)
加熱するとジンゲロールの一部が
ショウガオールに変化します。
100℃以上に加熱すると
働きが消えてしまうので
低温で調理してください。
炒め物でニンニク、しょうがを
油で炒めて
香りだしする際にも低温で。
僕は、最後に
ニンニクとしょうがを入れて
軽く火を通すだけにしています。
おろししょうがで使う場合は
おろしたあと3分以上たつと、
ショウガオールの殺菌作用が
低下します。
おろすのは食べる直前に。
しょうがを蒸して薬効成分を10倍に
しょうがは生のままでも
十分な効能があります。
さらに、加熱して乾燥させると、
ショウガオールが約10倍
に増えて、
よりからだを温めることができます。
そこでオススメなのが、
家庭でも簡単に作れる
蒸ししょうがです。
しょうがを皮付きで
薄く切ります。
オーブンで加熱後、
乾燥させるだけで出来上がり!
食べ物や飲み物に手軽に
入れてみてください。