2023年1月24日、参議院本会議、
日本国内閣総理大臣、岸田文雄答弁。


れいわ新選組・大島九州男
参議院議員の質問に対する
岸田総理大臣の答弁


『(岸田)国債は政府の負債であり、
 国民の借金ではありません
が、
 国債の償還や利払いに当たっては、
 将来、国民の皆様に対して、
 税金等でご負担頂くことなどが必要であり、
 また、将来仮に、政府の債務管理について、
 市場からの資金調達が困難となれば、
 経済社会や国民生活に、
 甚大な影響を及ぼすことにもなります。』


国民の借金ではないにもかかわらず、
なぜ国民が負担しなければ
ならないのでしょう?



なかなか、苦しくなってきましたね、
財務省。


当たり前ですが、国債(国庫債券)が
本当に政府の借金ならば、
返済するべきは政府です。


なぜ、おカネを借りていない国民が、
返済負担を強いられるの?



というか、今回の注目は
国債について政府の「負債」と呼び、
「借金」とは言っていない点
です。


借金とは、文字通り
「借りた金」でございますので、
返済の必要があります。
もちろん、「貸し手」に返済するのです。




http://mtdata.jp/data_53.html#Seifusaimu


日本政府の債務残高
(2015年時点)は名目の金額で
1872年の3740万倍!
実質でも1885年の546倍!
になっている。


どこの世界に、
貸したカネが3740万倍になることを
認める「貸し手」がいるというのですか。



借金ではなく、負債であれば、
「返さなければならない」
という印象が薄れます。
嘘が薄くなる。


そもそも、日銀当座預金にせよ、
現金紙幣にせよ、日本銀行の負債
として
バランスシートの貸方に計上されている

わけでございます。


2022年6月末時点
 日本銀行のバランスシート(億円)


http://mtdata.jp/data_82.html#BOJ2206


岸田総理に質問
 なぜ、同じくバランスシートの貸方に
計上されている「債券」
であるにもかかわらず、

日本銀行券は
「将来、国民の皆様に対して、
税金等でご負担頂くことなどが必要」
ではないのでしょうか?

 

説明しなさい、岸田総理大臣!


現実には、国庫債券は
日本政府が発行した貨幣

日本銀行券は日本銀行が発行した貨幣
双方ともに、返済の必要はありません。


というか、
「日本銀行券というシャッキンを
国民の税金でヘンサイスル~っ!」
 といった概念自体がないでしょ? 
国債(自国通貨建て国債)も同じなのですよ。


しかも、「税金等でご負担」とは、
国民の預金を奪い取る行為
なのですよ。
税金を支払えば、
当然ながら我々の預金が減りますよね。


なぜ、
「国民の借金ではない政府の負債」を、
国民の預金を奪い取って
返済しなければならないのですか?
 



大島九州男議員のみならず、
全ての野党(与党も)の
国会議員の皆様には、
正しい貨幣観に基づく質問で、
虚構の財政破綻論を
突き崩していって欲しいと思います。


財政破綻論崩壊への道は、
一日してはなりません。
わたくし(三橋貴明)が財政破綻論の嘘
訴え始めてから、
総理が「国債は政府の負債であり、
国民の借金ではありません」
と答弁するまで、十四年間が
経過している
のでございます。


 それでも、やるのです。
 

【コメント】
 
もはや岸田総理は、
周りを大蔵官僚(財務省)に囲まれて
間違った情報を吹き込まれて、
正しい判断ができなくなっています。
 
故 安倍元総理もそうでした。
日本を中国包囲網から脱出させて
危機管理できた、戦後最大の功労者ですら、
日本のGDPを奪い取っていく
”消費税”
を2度増税させました。
3本の矢などどこにもありませんでした。
 
このままだと、世帯収入が伸びないまま
ただ、増税を繰り返すという
大蔵官僚だけが出世するという野放図な戦略が
まかり通ってしまいます!
 
みなさんで、岸田総理の支持率を下げ、
 
消費税廃止!

「財務省の言いなりにはなりません。

決して増税は考えていません

 

という自由民主党の新しいリーダーを選ばせるように

私たちが代表として送っている

自由民主党衆議院議員を教育しなければなりません。

 

国民はこのままだと

自由民主党を選ばないぞ!!

 

もう政府運営に慣れていない野党を

試すという余裕はいまの日本にはありません。

 

民主党の鳩山・菅・野田時代の悪夢を思い出します。

 

落選すればタダの人になる政治家に

このまま岸田にさせておくと

俺たちは落選する、という恐怖を突きつけましょう!