嗅覚または味覚を消失した人は
6ヶ月の時点で95%機能を回復
約5%は機能障害が持続
パンデミックが始まって2年半が経過し、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
に伴う嗅覚および味覚の機能障害の
自然経過に関する詳細なメタアナリシス
1件のメタアナリシスで研究者らは、
COVID-19に伴う嗅覚および味覚
の機能障害を有する患者の
観察研究18件のデータを統合し、
回復の時間経過を明らかにし、
障害持続のリスク因子を特定した。
患者3,700人からのデータ
(オミクロン株の出現前に収集)
【主な結果】
嗅覚の消失を報告した患者のうち、
30日目、60日目、90日目、180日目
までに回復した割合はそれぞれ
74%、86%、90%、96%。
味覚の消失を報告した患者のうち、
30日目、60日目、90日目、180日目
までに回復した割合はそれぞれ
79%、88%、90%、98%。
6ヵ月の時点で、
嗅覚および味覚の機能障害の持続は、
それぞれ患者の5.6%および4.4%
女性は男性よりも
嗅覚および味覚が回復する割合が低かった。
鼻閉およびより重度の嗅覚機能障害
を有する患者では、
回復する割合がより低かった。
コメント
ブラジルおよびイタリアからの
別の複数の研究では、
オミクロン株では
それまでの変異株よりも
嗅覚や味覚の機能障害がはるかに少ない。
【引用文献】
How Long Does COVID-19–Associated
Smell and Taste Dysfunction Last?
Rahul B. Ganatra, MD, MPH, reviewing Tan BKJ et al. BMJ 2022 Jul 27, Cardoso CC et al. JAMA 2022 Aug 9, and Boscolo-Rizzo P et al. JAMA Otolaryngol Head Neck Surg 2022 Aug 4
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