お金も時間もかけず、最も効果を生み出すノウハウは、悪い結果を是正するノウハウです。
これに気付いたのが、MTSを開発した初期でした。
そして「チェックの仕方こそがマネジメントのノウハウ」という信念が生まれました。
チェックの仕方に、共感と納得を得られたら、どんな困難でも乗り超えられます。
そのために実行したのが、目標のストーリー化と、計画のチェックシステムです。
Plan→Do→Check→Actionの中で、チェックが一番大切です。
このチェックを正しく行う方法として、MTS推進表が誕生しました。
リーダーシップのノウハウも、チェック機能の充実化が一番大切ということも発見しました。
しかしチェックを欠点の指摘や批判にすると、不信や不満の原因になります。
チェックを、次への進化の話し合いの場にすると、相互信頼の場になります。
目標設定に誤りがあっても、チェック段階で、軌道修正ができます。
このチェックを正しく、厳しく行うと、計画のミス、役割分担のミス、他部門との連携ミスなどへの修正や追加、削除など、全てが健全化します。
チェックを正しく行うには実績数字の分析や行動内容把握が必要ですが、MTSはそれを上司1人に依存するのでなく、職場の総力経営で取り組み、改善や改革に直結させます。